第64回 宗教教育研修会

国内23学園、海外(ハワイ)1学園、計全24学園の龍谷総合学園加盟校の高校2年生90人が本願寺に集まり、「第64回 宗教教育研修会」を実施しました。
初日は、本願寺御影堂での荘厳な雰囲気の開会式から始まり、勤行練習、学校紹介、そして協議会テーマについての基調講演などがありました。学校紹介では、自らの学校について地域の名産品などを挙げながらPR。初日は、硬い表情で緊張した様子でしたが、時間が経つにつれて笑顔が増え、積極的に交流する姿が見られました。
2日目は、比叡山延暦寺に参拝し、協議会では「響き合ういのち~つながりを求めて~」というテーマのもと、生徒達がそれぞれの意見を交換しました。
聖夜の集いでは、各班が限られた時間で色々なアイデアを出しながら創りあげた劇や歌に大笑い。さらには感動的なキャンドルサービス。ろうそくの灯を見つめる一人一人の顔からは達成感と満足感が浮かんでいました。この一体感、連帯感は何ものにも代えられない宝物として自身の心に深く刻み込まれたことでしょう。
最終日は本願寺のお晨朝に参拝し、書院 鴻の間において、精進料理を味わい、国宝・重要文化財の書院・唐門を拝観しました。全体会では、3日間の班別協議で話し合われた内容を発表し合い、まとめを行いました。

【テーマ】「みつめよう ともにあゆむ『道』」
【期 日】2016(平成28)年8月3日(水)~5日(金) ※2泊3日
【会 場】本願寺・聞法会館
【講 演】講師:長倉 伯博(浄土真宗本願寺派善福寺住職)
     講題:「響き合ういのち~つながりを求めて~」
【参加者】90名(龍谷総合学園加盟高校2年生※PBA生徒4名含む)

第49回宗教教育研究会(第1・2分科会)

龍谷総合学園加盟校の新任教員・宗教科担当教員を対象とする「第49回宗教教育研究会」が本願寺において開催されました。
第1・2分科会共通として「カルト問題について」という講題で瓜生 崇先生より記念講演をいただき、つづいて各分科会に分かれ、それぞれのテーマで協議会が行われました。第1分科会では、作法儀礼の基礎、建学の精神について、各講師より講義をいただきました。課外研修では、比叡山延暦寺大書院において、藤波源信大阿闍梨(北嶺大行満大阿闍梨)より千日回峰行について、淺田先生には拝観各箇所でのご講演をいただきました。
第2分科会では、研究授業を参加者と助言講師で拝見し、授業のすすめかたなどについて研鑽を深めました。

【趣 旨】龍谷総合学園加盟校としての宗教教育の具現化を図る。
【開催テーマ】「現代社会に即応する宗教教育をめざして」
【分科会テーマ】第1分科会:「宗教教育の大切さを学ぶ」
        第2分科会:「生徒に仏教用語をどう教えるか」
【期 日】2016(平成28)年8月3日(水)~5日(金)2泊3日
【会 場】本願寺・京都東急ホテル
【講 師】
 <第1・第2分科会>
 ・記念講演:瓜生 崇(日本脱カルト協会理事・真宗大谷派玄照寺住職)
  講  題:「カルト問題について」
 ・基調講演(第1分科会):小池 秀章(龍谷大学非常勤講師/元京都女子中学高等学校教諭)
              淺田 正博(龍谷大学名誉教授)、藤波 源信(北嶺大行満大阿闍梨)、
              福本 康之(宗派総合研究所 仏教音楽・儀礼研究室長)
 ・研究授業(第2分科会):双葉高等学校 教諭 牧野 剛 教諭
              神戸龍谷高等学校 武藤 文 教諭
              敬愛高等学校 宮﨑 寿洋 教諭
【課外研修】
 <第1分科会>
   ・比叡山延暦寺 大乗院、根本中堂等拝観、大阿闍梨の特別講演
 <第2分科会>
   ・龍谷ミュージアム見学
【参加者】47名
     第1分科会(新任教員・未参加者) 25名
     第2分科会(宗教科担当教員)   22名

第42回本願寺派関係学校同和教育研究会

【趣 旨】宗門の推進する「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」を基盤に、
      本願寺派関係学校における人権教育の現状と課題について研究討議する。
【テーマ】「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)と人権教育のあり方」
   <第42回研究テーマ>「ヘイトスピーチ~基本的人権と「表現の自由」を考える~」
【期 日】2016(平成28)年6月23日(木)~25日(土)
【会 場】本願寺・観音寺・生野コリアタウン
【講 演】基調講演① 講師:郭 辰雄(コリアNGOセンター代表理事)
           講題:ヘイトスピーチのない社会のために
     基調講演② 講師:駒井 忠之(水平社博物館長)
           講題:水平社博物館前差別街宣事件
     基調講演③ 講師:金 光敏(コリアNGOセンター事務局長)
           講題:人権教育について
【現地研修】観音寺、生野コリアタウン
【参加者】38名(宗門関係学校教職員、中央仏教学院講師、推進委員)

第49回宗教教育研究会(第3分科会)

龍谷総合学園加盟校の音楽科担当教員をはじめ宗教行事に携わる教職員を対象とする「第49回宗教教育研究会」第3分科会が本願寺において開催されました。元々は8月に行われる第1・第2分科会と同日開催でしたが、平成25年度より、宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)に併せて開催しております。本年度は、「音楽法要(音楽礼拝)と伝統的な法要(勤行)を比較する」という分科会テーマの元、真宗仏事作法の基礎を座学、実践よりそれぞれ学びを深める研究会となりました。

【趣 旨】龍谷総合学園加盟校としての宗教教育の具現化を図るうえから
     「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」を通し、宗教儀礼について研鑽を深める。
【開催テーマ】「現代社会に即応する宗教教育をめざして」
【分科会テーマ】「音楽法要(音楽礼拝)と伝統的な法要(勤行)を比較する」
【期 日】2016(平成28)年5月20日(金)・21日(土)1泊2日
【会 場】本願寺・聞法会館
【講 師】福本 康之(仏教音楽・儀礼研究室長)
【参加者】25名 (生徒讃歌衆引率教員)

宗祖降誕奉讃法要

1963(昭和38)年に制定された宗祖降誕奉讃法要は、讃歌衆の合唱やオルガンの響きが特徴となっており、声明や雅楽による伝統的な法要とはまた別の、独特な雰囲気に御堂が包まれます。
本年は龍谷総合学園加盟高校より83名の高校生による讃歌衆を結成しました。 
指導者を招き、1泊2日の短い期間で、出会ったばかりの学生たちが翌日の法要に向けて、各校で練習してきた歌声を1つにしていきます。本番、広い御堂に学生たちの歌声が響き渡るのは圧巻です。また、龍谷総合学園加盟校の生徒、中央仏教学院生徒ら約1,300名がこの法要に参拝し、ともにお念仏の有り難さに改めて気付かされた法要となりました。

【期 日】2016(平成28)年5月20日(金)・21日(土)1泊2日
【会 場】本願寺・聞法会館
【指導者】指揮者:田末 勝志(相愛大学講師)
     伴奏者:西村 祐利子(「響流オルガニスト」)
     作法指導:浄土真宗本願寺派総合研究所仏教音楽・儀礼研究室 研究員
【讃歌衆】98名 (龍谷総合学園加盟校高校生)
【参拝校】約1,300名(双葉中学校、北陸高等学校、龍谷大学、龍谷大学付属平安高等学校、京都女子高等学校、相愛高等学校、神戸龍谷高等学校、中央仏教学院)

2015(平成27)年度 龍谷総合学園事業中間報告

会議関係

第1回龍谷総合学園理事会(文書審議)

期 日:2015(平成27)年4月(4月1日付出状)
議 案:龍谷総合学園理事長選出について

第2回龍谷総合学園理事会(文書審議)

期 日:2015(平成27)年4月(4月15日付出状)

議 案:
龍谷総合学園理事選出について
龍谷総合学園常務理事選出について
龍谷総合学園監事選出について

第1回龍谷総合学園総会

期 日:2015(平成27)年6月3日(水)~4日(木)
場 所:北海道龍谷学園・本願寺小樽別院・グランドパーク小樽
当番校:北海道ブロック(北海道龍谷学園)
出席者:50名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他)

記念講演:
講師:津田 敏一(日本ハム前球団社長)
講題:「北海道日本ハムファイターズの地域密着経営 ~Challenge With Dream~」

第3回龍谷総合学園理事会

期 日:2015(平成27)年6月3日(水)
場 所:グランドパーク小樽
出席者:19名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

第2回龍谷総合学園総会

期 日:2015(平成27)年12月7日(月)
場 所:本願寺派伝道本部・京都東急ホテル
出席者:龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他

記念講演:
講師:安井 大悟(相愛中・高等学校校長)
講題:「宗教的情操と道徳」

第4回龍谷総合学園理事会

期 日:2015(平成27)年12月7日(月)
場 所:本願寺派伝道本部
出席者:龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他

研修・研究会・協議会関係

第48回宗教教育研究会

目 的:龍谷総合学園加盟校として宗教教育の活性化を図ることを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研究部会)で内容を協議
期 日:2015(平成27)年8月3日(月)~5日(水) ※2泊3日
会 場:本願寺・京都東急ホテル 他
参加者:51名(対象:新任教職員【第1分科会】、宗教科担当教職員【第2分科会】
テーマ:「現代社会に即応する宗教教育をめざして」

講 師:
記念講演 清基 秀紀(京都女子大学講師)
講  題 「宗教教育の必要性について」

分科会テーマ:
【第1分科会】「各校の宗教教育の実情から学ぶ」
【第2分科会】「生徒に仏教用語をどう教えるか」

屋外研修:【第1分科会】比叡山延暦寺

第63回宗教教育研修会

目 的:龍谷総合学園加盟高校の生徒に対する宗教的研修を目的とし、各校との交流の中で、龍谷総合学園加盟校生徒としての自覚を培うことを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研究部会)で内容を協議
期 日:2015(平成27)年8月3日(月)~5日(水) ※2泊3日
会 場:本願寺・聞法会館
参加者:93名(対象:龍谷総合学園加盟高校2年生)※PBA生徒3名含む
テーマ:「みつめよう ともにあゆむ『道』」
講 師:基調講演 長倉 伯博(龍谷大学・滋賀医科大学・鹿児島大学講師)
講  題 「いのちの豊かさ・いのちの温もり」

研修内容:
* 旧跡参拝(比叡山延暦寺)
* 学校紹介(参加生徒によるスライド紹介)
* 協 議 会(基調講演に基づく班別協議)
* そ の 他(聖夜の集い、勤行練習、晨朝参拝、書院拝観、全体会)

執行額:第48回宗教教育研究会に記載

龍谷アドバンストプロジェクト2015

目 的:建学の精神を同じくする龍谷総合学園加盟の高等学校と大学が、相互連携のもと、大学で展開される教育内容の一端を基盤として、高校生を主体とした課題探求型の学習活動を支援し、他校の生徒やサポーターとして参加する大学生との交流などを交え、様々な成長過程の獲得をめざす。

事業の流れ:
<4月~6月>
・e-Learning教材(仏教・法学・看護の3科目)を高校生に提供し、一つの教育テーマに関する基本を習得するとした学習展開。
・e-Learningの学習内容の定着を図るために、教育内容に沿ったレポートの提出を求め、各校参加生徒から提出されたレポートについては、大学からフィードバックを行い、参加生徒の理解の深化を促す。
<7月>
・提出されたレポートの評価(大学による評価)を参考に、夏期交流学習の参加生徒を選考し、夏休みに主体的に取り組む研究テーマを科目別に提供。研究対象を絞り込み、書籍やインターネット情報、フィールドワーク等を通じて研究を進めるとした探求学習を展開。
<8月>
・夏期交流学習に選抜された高校生が京都に集い、大学生サポーター並びに指導教授との交流を通し、自主研究に取り組んだ成果の完成度を高めるとともに、その成果の発表としてプレゼンテーションコンテストを開催。

期 日:2015(平成27)年8月19日(水)~21日(金)
会 場:龍谷大学、京都女子大学、本願寺聞法会館

参加者:
e-Learning教育受講者(レポート提出者数)195名<61グループ>(20校)
夏期交流学習参加者 123名
(高校生85名<26グループ>、大学生サポーター17名、引率教員19名)

協力大学:龍谷大学、京都女子大学・兵庫大学(3大学)

提供科目:
「仏教」、「法学」、「教育」(e-Learning教材計3科目を提供)
○「仏  教」・・・『文化遺産に学ぶ』
 <全5章構成/提供:龍谷大学 入澤 崇 教授>
○「法  学」・・・『法的に考えることとは?』
 <全5章構成/提供:京都女子大学 桜沢隆哉 准教授>
○「看  護」・・・『国際保健医療活動へのキャリアパス』
<全5章構成/提供:兵庫大学 伊藤 純 教授>

コンテスト結果:
○最優秀賞 
「仏教」:神戸龍谷高等学校(仏教に学び、仏教に生きる)
「法学」:北陸高等学校(代理出産と法)
「看護」:旭川龍谷高等学校(蚊取り線香が発展途上国を救う)
○優 秀 賞 
「仏教」:龍谷高等学校(現代の仏教と日中関係)
「法学」:京都女子高等学校
(性犯罪は親告罪であるべきか ~打ち明けられる社会~)
「看護」:岡山龍谷高等学校
(国際医療の諸問題と支援 -ベトナムにおける地域格差に着目して-)
※()内は、発表したプレゼンテーションのタイトル

引率教員用プログラム:
テーマ 「2020年大学入試改革を見据えた今後の取り組みについて」
内 容 
◇講 義「2020年大学入試改革の現状について」
 講師:㈱ベネッセコーポレーション派遣講師
◇協議会 各校の取り組みや現状の発表・講義を受けての協議

宗祖降誕奉讃法要への参拝・加盟学園生徒による讃歌衆の結成

目 的:本願寺の宗祖降誕会の参拝をはじめ、龍谷総合学園加盟校の高校生徒を中心に音楽法要讃歌衆を構成のもと「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」へ参画するとともに、加盟学園において宗教音楽に対する活性化を促すことを目的とする。
期 日:2015(平成27)年5月21日(木)
※讃歌衆については、前日20日(水)より1泊2日をもってリハーサルを実施 
場 所:本願寺御影堂

参加者:
讃歌衆 93名(21校)
参拝者 約1,200名 ※加盟学園学生・生徒および中央仏教学院生
<内訳>
北海道龍谷学園25名、北陸学園23名、京都女子学園200名、龍谷大学562名(大学40名、高校522名)、相愛学園23名、成徳学園204名、中央仏教学院171名

宗教教育研究会 第3分科会

目 的:龍谷総合学園加盟校としての宗教教育の具現化を図るうえから「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」を通し、宗教儀礼について研鑽を深める。
期 日:2015(平成27)年5月20日(水)~21日(木)
※1泊2日/上記讃歌衆日程と併せて開催
会 場:本願寺・聞法会館 他
テーマ:「宗教的感動のある儀礼をめざして」
参加者:23名(音楽科・宗教行事担当教職員 ※讃歌衆引率教員)
執行額:宗祖降誕奉讃法要参拝・讃歌衆結成経費に含む

第44回管理職(副校長・教頭)協議会

目 的:龍谷総合学園の管理職(副校長・教頭)が一堂に会し、各学園の結束と連携を深め、宗教教育の推進をはかる。また、各関係学校を巡回し、実態把握とともに情報交換を行ない、親睦を深めることを目的とする。
期 日:2015(平成27)年10月22日(木)~23日(金)
会 場:龍谷中・高等学校、ホテルニューオークラ佐賀
当番校:九州ブロック(佐賀龍谷学園・伊万里学園)

テーマ:
①各校のITC利活用と整備状況について
②「次世代リーダー研修」(仮称)の実施について

記念講演:
講師:古川 潤哉(子ども若者ご縁づくり推進室委員・日本思春期学会理事)
講題:少数者、生きづらさを抱える子ども・若者へのアプローチ
~学校としてのマイノリティ支援のあり方と認識について~

研 修:佐野常民記念館・世界文化遺産三重津海軍所跡 見学
参加者:24名(副校長・教頭およびこれに準ずる教職員)

第35回管理職(事務)協議会

目 的:龍谷総合学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的とする。
期 日:2015(平成27)年11月5日(木)~6日(金)
会 場:龍谷大学(深草キャンパス)、京都東急ホテル
当番校:近畿ブロック(龍谷大学)

テーマ:
【大 学】「受験生獲得と大学の発展策について」
【高校他】「少子化を見据えた受験生確保の取り組みについて」

記念講演:
【大 学】
講師:中島 孝太(リクルートマーケティングパートナーズ 営業統括部 営業3部部長)
講題:18歳人口減、高大接続・入試改革を見据えて学生募集の在り方の今とこれからを考える
~個性化の時代を見据えた、採用型募集への取り組み~          【高校他】
講師:山下 真司(リクルート進学総研 キャリアガイダンス編集長)講題:新しい時代に向けた高大接続・入試改革について
~「アクティブラーニング型授業」や「キャリア教育」が求められる理由~

参加者:34名(事務局長・事務長またはこれに準ずる者)

第37回大学・短大宗教教育連絡協議会

目 的:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学の宗教教育の実践について協議と連携を深め、「建学の精神」のより一層の具現化を図ることを目的とする。
期 日:2015(平成27)年9月2日(水)~3日(木)
会 場:九州龍谷短期大学、ホテルニューオータニ佐賀
当番校:九州龍谷短期大学
テーマ:「少数者、生きづらさを抱える学生に向き合う」

講 演:
講師:古川 潤哉(子ども若者ご縁づくり推進室委員・日本思春期学会理事)
講題:「少数者、生きづらさを抱える子ども・若者へのアプローチ」
~学校としてのマイノリティ支援のあり方と認識について~

参加者:11名(龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学宗教教育担当者及び教職員)

宗教教育教職員研修会

目 的:各学園における宗教教育推進の一環としての実施を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校の教職員

実施方法:
[期 日] 各学園の主催とし、年間3回以上の開催を願うもの。
[内 容] 宗教教育(同和・人権教育含)の推進を目的とし、内容は各学園に一任する。
[講 師] 各学園で選任。(学内関係者でも構わない)

助成金:
①研修会開催計画書及び助成金申請書(書式は総合学園所定の用紙)の提出をもって、一律10万円(年間)を助成。
②研修会終了後、実施内容報告書(書式は学園一任)の提出を求める。
③外部講師出向にかかる交通費は、龍谷総合学園「本部講師派遣制度」の適用が可能。

助成状況:6学園(藤園学園、龍谷大学、相愛学園、淳和学園、鎮西敬愛学園、扇城学園)

本部講師派遣制度

目 的:龍谷総合学園加盟校における宗教教育推進のため、各学園の教職員・学生・生徒・保護者を対象とする研修会に講師出向経費を補助することを目的とする。
内 容:講師交通費を負担
助成状況:12学園 15件(北海道龍谷学園、岐阜聖徳学園、龍谷大学、京都女子学園、相愛学園、睦学園、淳和学園、鎮西敬愛学園、筑紫女学園、扇城学園、佐賀龍谷学園、伊万里学園)

国際理解教育支援制度

目 的:親鸞聖人のみ教えを共有する龍谷総合学園加盟のPacific Buddhist Academyと国内学園間の語学研修をもとに、それぞれの社会や文化の違いを超えて相互理解を深め、浄土真宗の精神に基づき、世界平和に貢献できる人の育成を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校生徒

内 容:
①助成金交付申請書の提出をもって、留学生を送り出す学園に対し、一人あたり15万円を助成する。但し、留学期間1ヶ月以上の者に限る。
②留学終了後、報告書の提出を求める。

助成状況:2学園 3件(Pacific Buddhist Academy、相愛学園)
※PBAへの助成については、H26年度実施分のため一人あたり10万円を支給

その他の事業

出版印刷経費

○調製品:
聖典聖歌(7,318冊調製)
※別冊法句経 1,987冊を同時発送(発送後の在庫81冊、前回(H25)調製6,000冊)

○その他調製品:
(1)龍谷総合学園加盟校参拝記念冊子『ともしび』(20,000冊調製)
(2)カルト問題対策リーフレット[A4判] ※寺院対象無償交付(30,000部調製)

教育専門委員会

目 的:龍谷総合学園加盟校の宗教教本について改訂等を検討・協議することを目的とする。

開催期日:
(1)2015(平成27)年9月16日(水) 於)本願寺派伝道本部
 協議事項:『みのり』の内容点検等について
(2)2015(平成27)年11月4日(水) 於)本願寺派伝道本部
 協議事項:『みのり』の内容点検等について
(3)2016(平成28)年2月18日(木)予定 於)本願寺派伝道本部
 協議事項:『みのり』の内容点検等について

宗教教本売上助成金

目 的:龍谷総合学園加盟校(中・高)の宗教教本等頒布にかかる売上金の一部を宗教教育研究費として各学校に助成いたすもの

対象教本:
龍谷総合学園中学教本:『みのり』(助成率:売上金の15%)
龍谷総合学園高校教本:『見 真』(助成率:売上金の15%)
宗派:『浄土真宗必携-み教えと歩む』(助成率:売上金の10%)

龍谷総合学園ホームページの運営

目 的:学校間連携の一環として、情報通信ネットワークやIT技術を活用し、龍谷総合学園加盟校間における情報交換および交流の活発化、また、龍谷総合学園の社会的浸透と全国ネットワークの確立を目的に龍谷総合学園にホームページを開設し、当学園の強固な教育基盤と運営基盤を構築する。

第41回同和教育研究会(宗派主催)

目 的:宗門の推進する「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」を基盤に、本願寺派関係学校における人権教育の現状と課題について研究討議する。
※同和教育推進委員会で内容を協議

テーマ:
「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)と人権教育のあり方」
<第41回研究テーマ>「遺骨は語る-北海道にみる民族差別の歴史と実態-」

期 日:2015(平成27)年6月25日(木)~27日(土)
会 場:本願寺札幌別院、川村カ子トアイヌ記念館、笹の墓標展示館、札幌龍谷学園高等学校

講 演:
基調講演① 
講師:川村シンリツエオリパックアイヌ(川村カ子トアイヌ記念館館長)講題:アイヌ民族問題について
基調講演② 
講師:殿平 善彦(強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム共同代表、北海道教区 空知北組 一乗寺住職)
講題:北海道強制労働犠牲者の遺骨返還運動について

フィールドワーク:
笹の墓標展示館(旧光顕寺)、朱鞠内湖界隈
【案内者】殿平 善彦 講師

参加者:35名(宗門関係学校教職員、推進委員、帯同講師含む)

第51回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会総会(保護者会連合会主催)

目 的:龍谷総合学園加盟校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に寄与することを目的とする。
期 日:2015(平成27)年11月12日(木)~13日(金):前日に理事会開催
会 場:崇徳学園・グランドプリンスホテル広島
当番校:中国ブロック(崇徳学園・進徳学園・見真学園・淳和学園)

講 演:
講師:古川 潤哉(子ども若者ご縁づくり推進室委員・日本思春期学会理事)
講題:思春期の生きづらさへの理解と支援 ~多様性の受容、少数者への寄り添いと浄土真宗~

協議会キーワード:①「平和と豊かさ」②「夢・希望」③「いのち」④「道徳と宗教」
参加者:188名(龍谷総合学園加盟校 保護者会会長・役員・事務局員)

第51回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会 総会

平成27年度の「龍谷総合学園 学校保護者会連合会総会」は中国ブロック(崇徳学園・ 進徳学園・見真学園・淳和学園)担当により下記の通り188名参加のもと開催されました。
総会審議については、平成26年度決算、平成28年度予算審議を中心に行われました。
また、次回の第52回総会については、伝灯奉告法要記念総会として開催し、法要参拝を中心とした行程を組み、明年11月9日(水)~10日(木)にかけて開催することが発表されました。
記念講演には子ども若者ご縁づくり推進室委員で、日本思春期学会理事であります古川 潤哉先生に、「思春期の生きづらさへの理解と支援 ~多様性の受容、少数者への寄り添いと浄土真宗~」題して講演をいただきました。現代の若者の多種多様な悩みに対し、浄土真宗のみ教えからどう向き合うか、学びを深めたことであります。
また、初日には平和記念公園・広島平和資料館を訪れ、ボランティアガイドさんに開設をいただきながら、最終日は全体協議会において、協議会キーワード「平和と豊かさ」「夢・希望」「いのち」「道徳と宗教」を用いて各校テーマを設定のうえ、協議した内容について各ブロックより発表がなされ、意見交換が行われました。 なお、来年度の協議会キーワードは、下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。

【平成28年度 協議会キーワード】
「伝える・伝わる」
※上記キーワードを基に、各校において独自のテーマを設定のうえ、宗門校の魅力について自由に語り合っていただきたいと存じます。
各校の協議会が仏教、浄土真宗のみ教えに触れるきっかけとなることを願っております。
(「伝える・伝わる」という文言が入っていなくても結構です。)

【目 的】
龍谷総合学園加盟校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に寄与することを目的とする。
【期 日】2015(平成27)年11月12日(木)~13日(金):前日に理事会開催
【会 場】崇徳学園・グランドプリンスホテル広島
【当番校】中国ブロック(崇徳学園・進徳学園・見真学園・淳和学園)
【講 演】
 講師:古川 潤哉(子ども若者ご縁づくり推進室委員・日本思春期学会理事)
 講題:思春期の生きづらさへの理解と支援
   ~多様性の受容、少数者への寄り添いと浄土真宗~
【協議会キーワード】①「平和と豊かさ」②「夢・希望」③「いのち」④「道徳と宗教」
【参加者】188名(龍谷総合学園加盟校 保護者会会長・役員・事務局員)

龍谷総合学園第35回管理職(事務)協議会

第35回管理職(事務)協議会は、龍谷総合学園における「建学の精神」の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的に、11月5日~6日かけて、龍谷大学を当番校にして開催いたしました。
事務局長・事務長34名ご参加のもと、テーマを大学部門においては①「受験生獲得と大学の発展策について」、高校他部門においては「少子化を見据えた受験生確保の取り組みについて」と題して、それぞれの教育現場の課題とその対策について協議を深めてまいりました。

【目 的】
龍谷総合学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的とする。
【期 日】2015(平成27)年11月5日(木)~6日(金)
【会 場】龍谷大学(深草キャンパス)、京都東急ホテル
【当番校】近畿ブロック(龍谷大学)
【テーマ】
  [大 学]「受験生獲得と大学の発展策について」
  [高校他]「少子化を見据えた受験生確保の取り組みについて」
【記念講演】
【大 学】
 講師:中島 孝太(リクルートマーケティングパートナーズ 営業統括部 営業3部部長)
 講題:18歳人口減、高大接続・入試改革を見据えて学生募集の在り方の今とこれからを考える
  ~個性化の時代を見据えた、採用型募集への取り組み~
【高校他】
 講師:山下 真司(リクルート進学総研 キャリアガイダンス編集長)
 講題:新しい時代に向けた高大接続・入試改革について
  ~「アクティブラーニング型授業」や「キャリア教育」が求められる理由~
【参加者】34名(事務局長・事務長またはこれに準ずる者)

龍谷総合学園第44回管理職(副校長・教頭)協議会

龍谷総合学園加盟校の管理職(副校長・教頭)が一堂に会し、各学園との結束と連携を深め、宗教教育の推進をはかることを目的として毎年開催しております。 本年は、「各校のITC利活用と整備状況について」・「『次世代リーダー研修』(仮称)の実施」といった二つのテーマを主軸に協議会を行いました。
「各校のITC利活用と整備状況について」の協議については、各校のICTの利活用現況を発表のうえ、情報交換を行いました。
「『次世代リーダー研修』(仮称)の実施」の協議については、次代の学園を担う中堅教職員の育成について、議論が交わされました。協議の結果、これからの学園運営を考えたとき、中堅教職員を対象とした龍谷総合学園主催の研修会は必要だとの強い意見が多いことから、次年度の12月上旬に龍谷総合学園主催による「中堅教職員研修会」を実施する運びとなりました。
(次回の管理職<副校長・教頭>協議会につきましては、伝灯奉告法要が10月・11月にありますことから、この時期の開催が困難であり、時期をずらすことも難しいこと、また、この新規事業の立ち上げのことも勘案いたし、平成28年度は休止と決定いたしました。)

【目 的】
龍谷総合学園の管理職(副校長・教頭)が一堂に会し、各学園の結束と連携を深め、宗教教育の推進をはかる。また、各関係学校を巡回し、実態把握とともに情報交換を行ない、親睦を深めることを目的とする。
【期 日】2015(平成27)年10月22日(木)~23日(金)
【会 場】龍谷中・高等学校、ホテルニューオークラ佐賀
【当番校】九州ブロック(佐賀龍谷学園・伊万里学園)
【協議会テーマ】
 ①各校のITC利活用と整備状況について
 ②「次世代リーダー研修」(仮称)の実施について
【記念講演】
 講師:古川 潤哉(子ども若者ご縁づくり推進室委員・日本思春期学会理事)
 講題:少数者、生きづらさを抱える子ども・若者へのアプローチ
  ~学校としてのマイノリティ支援のあり方と認識について~
【研 修】佐野常民記念館・世界文化遺産三重津海軍所跡 見学
【参加者】24名(副校長・教頭およびこれに準ずる教職員)

龍谷総合学園 第37回大学・短大宗教教育連絡協議会

本協議会は、「龍谷総合学園加盟学園大学・短大の宗教教育の実践について、協議と連携を深め、建学の精神のより一層の推進をはかること」を目的として、各大学・短大の宗教教育担当者及び教職員を対象に毎年開催されており、本年は2015(平成27)年9月2日(水)~3日(木)の2日間にわたり、「少数者、生きづらさを抱える学生に向き合う」を協議会テーマとして九州龍谷短期大学を拠点に開催されました。
浄土真宗本願寺派 子ども若者ご縁づくり推進室委員で、日本思春期学会理事であります古川 潤哉先生の講演をいただき、大学における宗教教育のあり方などについて、学校としての生きづらさを抱える学生への支援のあり方と認識について、大学・短期大学宗教教育担当者及び教職員の先生方対象に協議を深めてまいりました。
なお、協議会には古川先生にもご参加をいただき、参加者と共に「生きづらさを抱える学生たちの目線に立つことの重要性」について学びを深めたことであります。

【期 日】2015(平成27)年9月2日(水)~3日(木)
【場 所】九州龍谷短期大学、ホテルニューオータニ佐賀
【参加者】11名 ※対象:大学・短大宗教教育担当者及び教職員
【講 演】
 講師:古川 潤哉(子ども若者ご縁づくり推進室委員・日本思春期学会理事)
 講題:「少数者、生きづらさを抱える子ども・若者へのアプローチ」
  ~学校としてのマイノリティ支援のあり方と認識について~