第50回宗教教育研究会(第1・2分科会)

龍谷総合学園加盟校の新任教員・宗教科担当教員を対象とする「第50回宗教教育研究会」が本願寺において開催されました。
第1・2分科会共通として「新たな価値創造に向かって」という講題で入澤 崇先生(龍谷大学学長・龍谷総合学園理事長)より記念講演をいただき、つづいて各分科会に分かれ、それぞれのテーマ(※下記参照)で協議会が行われました。第1分科会では、作法儀礼の基礎、建学の精神について、各講師より講義をいただきました。課外研修では、比叡山延暦寺大書院において、藤波源信大阿闍梨(北嶺大行満大阿闍梨)より千日回峰行について、道元先生には「慈鎮和尚に手をひかれ」という講題でご講演をいただきました。
第2分科会では、研究授業を参加者と助言講師で拝見し、授業のすすめかたなどについて研鑽を深めました。また、ワークショップで実際に授業作りも行いました。
今回の研究を通して、得られた成果をそれぞれの現場に持ち帰り、より宗教教育の推進に尽力いただけることを願います。

【趣 旨】龍谷総合学園加盟校としての宗教教育の具現化を図る。
【開催テーマ】「現代社会に即応する宗教教育をめざして」
【分科会テーマ】第1分科会:「宗教教育の大切さを学ぶ」
        第2分科会:「生徒に仏教用語をどう教えるか」
【期 日】2017(平成29)年8月3日(木)~5日(土) 2泊3日
【会 場】本願寺・京都東急ホテル
【講 師】
  <第1・第2分科会>
 ・記念講演:入澤 崇(龍谷大学学長・龍谷総合学園理事長)
  講  題:「新たな価値創造に向かって」
 ・基調講演(第1分科会):小池 秀章(龍谷大学非常勤講師/元京都女子中学高等学校教諭)、
               道元 徹心(龍谷大学教授)、藤波 源信(北嶺大行満大阿闍梨)、
                  福本 康之(宗派総合研究所 仏教音楽・儀礼研究室長)
 ・研究授業(第2分科会):岐阜聖徳学園高等学校 宮村 英寿 教諭
             千代田女学園高等学校 田中 無量 教諭
【課外研修】
 <第1分科会>
 ・比叡山延暦寺 根本中堂、黒書院にて大阿闍梨の特別講演、釈迦堂内陣特別拝観等
 <第2分科会>
 ・龍谷ミュージアム 平常展 学芸員の説明、バックヤード見学等
【参加者】47名
 第1分科会(新任教員・未参加者)28名
 第2分科会(宗教科担当教員)  19名

第43回本願寺派関係学校同和教育研究会

【趣 旨】宗門の推進する「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」を基盤に、
     本願寺派関係学校における人権教育の現状と課題について研究討議する。
【テーマ】「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)と人権教育のあり方」
   <第43回研究テーマ>「LGBT、性の多様性について~学校現場で考えるべきこと~」
【期 日】2017(平成29)年6月15日(木)~17日(土)
【会 場】本願寺・京都精華大学
【講 演】
基調講演① 講師:橋本 竜二(NPO法人 虹色ダイバーシティ)
      講題:知っておきたいLGBT
基調講演② 講師:南 和行(なんもり法律事務所)
      講題:LGBTのこと そして人権~誰もが生きやすい社会~
基調講演③ 講題:京都精華大学におけるダイバーシティ推進について
      講師①:石田 涼(京都精華大学専務理事)
      講師②:谷川 あおば(ダイバーシティ推進センター)
      講師③:矢澤 愛(ダイバーシティ推進センター長)
基調講演④ 講師:西田 彩(京都精華大学ポピュラーカルチャー学部音楽コース非常勤講師)
      講題:トランスジェンダー学生の直面する多様な問題について
【分散会講師】分散会①:林 夏生(富山大学准教授)
       分散会②:井上 鈴佳(元中学校・高校養護教諭)
       分散会③:①定政 輝(LGBT人権講師 元特別支援学校教員)
            ②定政 実香(看護師)
【現地研修】京都精華大学
【参加者】36名(宗門関係学校教職員、中央仏教学院講師、推進委員)

第50回宗教教育研究会(第3分科会)

龍谷総合学園加盟校の音楽科担当教員をはじめ宗教行事に携わる教職員を対象とする「第50回宗教教育研究会」第3分科会が本願寺において開催されました。元々は8月に行われる第1・第2分科会と同日開催でしたが、平成25年度より、宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)に併せて開催しております。本年度は、「浄土真宗の儀礼作法と仏教讃歌について知識を深める」という分科会テーマのもと、真宗仏事作法の基礎を座学と実践により学びを深める研究会となりました。
今回の研究を通して、得られた成果をそれぞれの現場で、より宗教教育の推進の一助となればと思います。

【趣 旨】龍谷総合学園加盟校としての宗教教育の具現化を図るうえから
     「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」を通し、宗教儀礼について研鑽を深める。
【開催テーマ】「現代社会に即応する宗教教育をめざして」
【分科会テーマ】「浄土真宗の儀礼作法と仏教讃歌について知識を深める」
【期 日】2017(平成29)年5月19日(金)・20日(土)1泊2日
【会 場】本願寺・聞法会館
【講 師】福本 康之(仏教音楽・儀礼研究室長)
【参加者】22名 (生徒讃歌衆引率教員)

宗祖降誕奉讃法要

1963(昭和38)年に制定された宗祖降誕奉讃法要は、讃歌衆の合唱やオルガンの響きが特徴となっており、声明や雅楽による伝統的な法要とはまた別の、独特な雰囲気に御堂が包まれます。
本年は龍谷総合学園加盟高校より83名の高校生による讃歌衆を結成しました。 
指導者を招き、1泊2日の短い期間で、会ったばかりの学生たちが翌日の法要に向けて、各校で練習してきた歌声を1つにしていきます。本番、広い御堂に学生たちの歌声が響き渡るのは圧巻です。また、龍谷総合学園加盟校の生徒、中央仏教学院生徒ら約1,300名がこの法要に参拝し、ともにお念仏の有り難さに改めて気付かされた法要となりました。
また本年は、第25代専如門主伝灯奉告法要協賛行事として、法要に引き続き、「龍谷総合学園のつどい」を行いました。第1部はご門主様がお言葉を述べられ、龍谷総合学園加盟校を代表して龍谷高等学校(佐賀龍谷学園)の小渕愛子さんより花束贈呈を行いました。第2部では、東九州龍谷高等学校(扇城学園)ナムナムガールズによる祝賀パフォーマンスが行われました。堂内の学生たちも大盛り上がり。最後には讃歌「宗祖降誕会」を全員で合唱し、法要は終了しました。

【期 日】2017(平成29)年5月19日(金)・20日(土) 1泊2日
【会 場】本願寺・聞法会館
【指導者】指揮者:安藤 常光(本願寺音御堂2017指揮者)
     伴奏者:西村 祐利子、鈴鹿 啓子(「奉讃伝灯作法」伴奏者)
     作法指導:浄土真宗本願寺派総合研究所仏教音楽・儀礼研究室 研究員
【讃歌衆】83名 (龍谷総合学園加盟校高校生)
【参拝校】約1,300名(双葉中学校、北陸高等学校、龍谷大学、龍谷大学付属平安高等学校、京都女子高等学校、相愛高等学校、神戸龍谷高等学校、中央仏教学院)

2016(平成28)年度 龍谷総合学園事業中間報告

会議関係

第1回龍谷総合学園総会

期 日:2016(平成28)年6月6日(月)~7日(火)
場 所:武蔵野大学(有明キャンパス)・築地本願寺・ホテルトラスティ東京ベイサイド
当番校:関東ブロック(武蔵野大学、平田学園)
出席者:57名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他)
記念講演:講師:中森邦男氏(日本パラリンピック委員会事務局長)
講演:「東京2020パラリンピックに向けて」

第1回龍谷総合学園理事会

期 日:2016(平成28)年6月6日(月)
場 所:武蔵野大学有明キャンパス
出席者:22名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

第2回龍谷総合学園総会

期 日:2016(平成28)年12月5日(月)
場 所:本願寺派伝道本部・京都東急ホテル
出席者:51名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他)

記念講演:
講師:入澤 崇(龍谷大学文学部長)
講題:「灯を伝える」

第2回龍谷総合学園理事会

期 日:2016(平成28)年12月5日(月)
場 所:本願寺派伝道本部
出席者:21名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

研修・研究会・協議会関係

第49回宗教教育研究会

目 的:龍谷総合学園加盟校として宗教教育の活性化を図ることを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研究部会)で内容を協議
期 日:2016(平成28)年8月3日(水)~5日(金) ※2泊3日
会 場:本願寺・京都東急ホテル 他
参加者:47名(龍谷総合学園加盟校 新任教職員<第1分科会>、宗教科担当教職員<第2分科会>)
講 師:記念講演:瓜生 崇(日本脱カルト協会理事)
講  題:「カルト問題について」

分科会テーマ:
【第1分科会】「宗教教育の大切さを学ぶ」
【第2分科会】「生徒に仏教用語をどう教えるか」

屋外研修:【第1分科会】比叡山延暦寺

第64回宗教教育研修会

目 的:龍谷総合学園加盟高校の生徒に対する宗教的研修を目的とし、各校との交流の中で、龍谷総合学園加盟校生徒としての自覚を培うことを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研究部会)で内容を協議
期 日:2016(平成28)年8月3日(水)~5日(金) ※2泊3日
会 場:本願寺・聞法会館
参加者:90名(龍谷総合学園加盟高校2年生)※PBA生徒4名含む
テーマ:「みつめよう ともにあゆむ『道』」

講 師:
基調講演 長倉 伯博(龍谷大学・滋賀医科大学・鹿児島大学講師)
講  題 「響き合ういのち ~つながりを求めて~」

研修内容:
* 旧跡参拝(比叡山延暦寺)
* 学校紹介(参加生徒によるスライド紹介)
* 協 議 会(基調講演に基づく班別協議)
* そ の 他(聖夜の集い、勤行練習、晨朝参拝、書院拝観、全体会)

龍谷アドバンストプロジェクト2016

目 的:建学の精神を同じくする龍谷総合学園加盟の高等学校と大学が、相互連携のもと、大学で展開される教育内容の一端を基盤として、高校生を主体とした課題探求型の学習活動を支援し、他校の生徒やサポーターとして参加する大学生との交流などを交え、様々な成長過程の獲得をめざす。

事業の流れ:
<4月~6月>
・e-Learning教材(仏教・法学・看護の3科目)を高校生に提供し、一つの教育テーマに関する基本を習得するとした学習展開。
・e-Learningの学習内容の定着を図るために、教育内容に沿ったレポートの提出を求め、各校参加生徒から提出されたレポートについては、大学からフィードバックを行い、参加生徒の理解の深化を促す。
<7月>
・ 提出されたレポートの評価(大学による評価)を参考に、夏期交流学習の参加生徒を選考し、夏休みに主体的に取り組む研究テーマを科目別に提供。研究対象を絞り込み、書籍やインターネット情報、フィールドワーク等を通じて研究を進めるとした探求学習を展開。
<8月>
・夏期交流学習に選抜された高校生が京都に集い、大学生サポーター並びに指導教授との交流を通し、自主研究に取り組んだ成果の完成度を高めるとともに、その成果の発表としてプレゼンテーションコンテストを開催。

期 日:2016(平成28)年8月23日(火)~25日(木)
会 場:龍谷大学、京都女子大学、本願寺聞法会館

参加者:
e-Learning教育受講者(レポート提出者数)264名<84グループ>(21校)
夏期交流学習参加者 123名
(高校生83名<27グループ>、大学生サポーター17名、引率教員20名)

協力大学:龍谷大学、京都女子大学・兵庫大学(3大学)

提供科目:
○仏 教:灯をこころに そして未来へ
 <全5章構成/提供:龍谷大学 入澤 崇 文学部長>
○法 学:社会における法の役割
 <全5章構成/提供:京都女子大学 桜沢 隆哉 准教授>
○看 護:どうする? 明日の日本の医療
 <全5章構成/提供:兵庫大学 伊藤 純 教授>

コンテスト結果:
○最優秀賞
「仏教」:岡山龍谷高等学校(人と人との間にあるものを探して)
「法学」:北陸高等学校(認知症と責任能力)
「看護」:京都女子高等学校(生かされて生きる)
○優 秀 賞
「仏教」:札幌龍谷学園高等学校
 (日本の刑法と刑罰~冤罪による死刑~)
「法学」:岡山龍谷高等学校
 (性犯罪は親告罪であるべきか ~打ち明けられる社会~)
「看護」:敬徳高等学校
 (MEDICAL CARE JAPAN~災害医療を救うアプリ~)
※()内は、発表したプレゼンテーションのタイトル

引率教員用プログラム:
【テーマ】「2030年に向けた新しい学び」
 ~OECD日本イノベーション教育ネットワークの取り組みに学ぶ~
【内 容】
◇講 義:2030年に向けた新しい学び
 講 師:小村 俊平
 (OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局長)
◇協議会:  ○各校のアクティブラーニングの取り組みや現状の発表
 ○講義を受けての協議

宗祖降誕奉讃法要への参拝・加盟学園生徒による讃歌衆の結成

目 的:本願寺の宗祖降誕会の参拝をはじめ、龍谷総合学園加盟校の高校生徒を中心に音楽法要讃歌衆を構成のもと「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」へ参画するとともに、加盟学園において宗教音楽に対する活性化を促すことを目的とする。
期 日:2016(平成28)年5月21日(土)
※讃歌衆については、前日20日(金)より1泊2日をもってリハーサルを実施
場 所:本願寺御影堂

参加者:
讃歌衆 98名(22校)
参拝者 1,133名 ※加盟学園学生・生徒および中央仏教学院生
<内訳>
北海道龍谷学園20名、北陸学園28名、京都女子学園223名、龍谷大学496名(大学40名、高校456名)、相愛学園27名、成徳学園172名、中央仏教学院167名

対 象:龍谷総合学園加盟校学生・生徒

宗教教育研究会 第3分科会

目 的:龍谷総合学園加盟校としての宗教教育の具現化を図るうえから「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」を通し、宗教儀礼について研鑽を深める。
期 日:2016(平成28)年5月20日(金)~21日(土)
※1泊2日/上記讃歌衆日程と併せて開催
会 場:本願寺・聞法会館 他
参加者:26名(音楽科・宗教行事担当教職員 ※讃歌衆引率教員他)

テーマ:
【開催テーマ】 現代社会に即応する宗教教育をめざして
【分科会テーマ】音楽法要(音楽礼拝)と伝統的な法要・勤行とを比較する

講 師:福本 康之(総合研究所 仏教音楽・儀礼研究室長)

内 容:
○講  義 仏事・伝統法要について
○意見交換「聖典・聖歌」改定にむけて
○伝統法要の体験 ※日中法要へ参拝(参拝後にまとめの講義)

第1回 中堅教職員研修会(新規)

目 的:「建学の精神」の具現化に向け、龍谷総合学園の一員としての振り返りを促し、自覚を新たにつとめることを目的とする。
期 日:2016(平成28)年12月8日(木)~9日(金) ※1泊2日
会 場:本願寺、京都東急ホテル
当番校:龍谷総合学園主催
参加者:中堅教職員(選任は学園に一任)※但し、宗教科教員を除く

協議会テーマ:
①「龍谷総合学園がめざす教員像とは」
②「学校における中堅教職員(ミドルリーダー)の役割」

基調講演:
①淺田 正博(龍谷大学名誉教授/浄土真宗本願寺派勧学)
②足立 明美(キャリアアドバイザー/オフィス・スキッパー講師)

管理職(副校長・教頭)協議会

※平成28年度休止

第36回管理職(事務)協議会【大学部門】/学園運営事務リーダー研修会【高校他部門】

目 的:龍谷総合学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的とする。
期 日:2016(平成28)年10月13日(木)~14日(金) ※1泊2日
会 場:崇徳学園、リーガロイヤルホテル広島
当番校:中国ブロック(崇徳学園、進徳学園)

テーマ:
【大 学】「三つの方針」の策定とこれからの教学マネジメント
【高校他】学校現場に求められるホスピタリティ

記念講演:
講師:工藤 秀俊(マツダ株式会社広報本部長 商品戦略本部長)
講題:「マツダブランドの経営価値」

参加者:31名
【大 学】 9名(事務局長・事務長またはこれに準ずる者)
【高校他】18名(学校運営に携わる中堅の事務職員 ※管理職を除く)

第38回大学・短大宗教教育連絡協議会

目 的:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学の宗教教育の実践について協議と連携を深め、「建学の精神」のより一層の具現化を図ることを目的とする。
期 日:2016(平成28)年9月8日(木)~9日(金) ※1泊2日
会 場:龍谷大学、京都東急ホテル
当番校:龍谷大学
テーマ: 建学の精神 浸透の方策と評価方法

講 演:
講師:宗 孝文 先生(富山大学名誉教授)
講題:「宗教と教育 ~学ぶことと思うこと」

参加者:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学宗教教育担当者及び教職員

宗教教育教職員研修会

目 的:各学園における宗教教育推進の一環としての実施を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校の教職員

実施方法:
[期 日] 各学園の主催とし、年間3回以上の開催を願うもの。
[内 容] 宗教教育(同和・人権教育含)の推進を目的とし、内容は各学園に一任する。
[講 師] 各学園で選任。(学内関係者でも構わない)
※なお、学校単位にて年間3回以上の開催が可能な場合は学校単位の申請も可。

助成金:
①研修会開催計画書及び助成金申請書(書式は総合学園所定の用紙)の提出をもって、一律10万円(年間)を助成。
②研修会終了後、実施内容報告書(書式は学園一任)の提出を求める。
③外部講師出向にかかる交通費は、龍谷総合学園「本部講師派遣制度」の適用が可能。

助成状況:4学園(藤園学園、相愛学園、淳和学園、伊万里学園)

本部講師派遣制度

目 的:龍谷総合学園加盟校における宗教教育推進のため、各学園の教職員・学生・生徒・保護者を対象とする研修会に講師出向経費を補助することを目的とする。
内 容:講師交通費を負担
助成状況:10学園 15件(札幌龍谷学園、武蔵野大学、聖徳学園、京都女子学園、睦学園、淳和学園、鎮西敬愛学園、筑紫女学園、扇城学園、佐賀龍谷学園)

国際理解教育支援制度

目 的:親鸞聖人のみ教えを共有する龍谷総合学園加盟のPacific Buddhist Academyと国内学園間の語学研修をもとに、それぞれの社会や文化の違いを超えて相互理解を深め、浄土真宗の精神に基づき、世界平和に貢献できる人の育成を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校生徒

内 容:
①助成金交付申請書の提出をもって、留学生を送り出す学園に対し、一人あたり15万円を助成する。但し、留学期間1ヶ月以上の者に限る。
②留学終了後、報告書の提出を求める。

その他の事業

出版印刷経費

○調製品:
(1)聖典聖歌 6,677冊調製
(2)別冊『法句経』 6,000冊調製
※別冊法句経(2,916冊同時送付:発送後の在庫3,165冊/前回(H25)調製6,000冊)

○その他調製品:
(1)参拝記念冊子『ともしび』(20,000冊調製)
(2)RSGオリジナルノート(1,000冊調製)

教育専門委員会

目 的:龍谷総合学園加盟校の宗教教本について改訂等を検討・協議することを目的とする。
開催期日:2017(平成29)年1月予定 於)本願寺派伝道本部
協議事項:『みのり』の内容点検等について

宗教教本売上助成金

目 的:龍谷総合学園加盟校(中・高)の宗教教本等頒布にかかる売上金の一部を宗教教育研究費として各学校に助成いたすもの

対象教本:
龍谷総合学園中学教本:『みのり』(助成率:売上金の15%)
龍谷総合学園高校教本:『見 真』(助成率:売上金の15%)
宗派:『浄土真宗必携-み教えと歩む』(助成率:売上金の10%)

龍谷総合学園ホームページの運営

目 的:学校間連携の一環として、情報通信ネットワークやIT技術を活用し、龍谷総合学園加盟校間における情報交換および交流の活発化、また、龍谷総合学園の社会的浸透と全国ネットワークの確立を目的に龍谷総合学園にホームページを開設し、当学園の強固な教育基盤と運営基盤を構築する。

第42回同和教育研究会(宗派主催)

目 的:宗門の推進する「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」を基盤に、本願寺派関係学校における人権教育の現状と課題について研究討議する。
※同和教育推進委員会で内容を協議
総合テーマ:「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)と人権教育のあり方」
※第42回テーマ:ヘイトスピーチ~基本的人権と「表現の自由」を考える~
期 日:2016(平成28)年6月23日(木)~25日(土)
会 場:本願寺、大阪市生野区鶴橋(コリアタウン)他

講 演:
基調講演①
講師:郭 辰雄(コリアNGOセンター代表理事)
講題:ヘイトスピーチの現状と課題について
基調講演②
講講題:駒井 忠之(水平社博物館長)
講題:水平社博物館前差別街宣事件
基調講演③
講師:金 光敏(コリアNGOセンター事務局長)
講題:人権教育ついて

フィールドワーク:生野区コリアタウン・宗教法人民衆佛教 観音寺
参加者:38名(宗門関係学校教職員、推進委員他)

第52回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会総会〔伝灯奉告法要記念総会〕(保護者会連合会主催)

目 的:龍谷総合学園加盟校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に寄与することを目的とする。
期 日:2016(平成28)年11月9日(水)~10日(木):前日に理事会開催
※伝灯奉告法要参拝含む
会 場:本願寺・リーガロイヤルホテル大阪
当番校:保護者会連合会、担当:西近畿ブロック(相愛学園・成徳学園・睦学園)
※会場協力:龍谷大学
協議会テーマ:「伝える・伝わる」

講 演:
講師:中村 好孝(淳和学園専務理事)
講題:浄土真宗の生活信条は、21世紀をたくましく生き抜くことなのである

参加者:187名(龍谷総合学園加盟校 保護者会会長・役員・事務局員)

龍谷総合学園 学校保護者会連合会 御正忌本山参拝研修会
<隔年開催>(保護者会連合会主催)

◆隔年開催の本研修については、平成28年度の開催予定であったが、伝灯奉告法要記念総会において本山参拝を計画するため、一年延期し平成29年度にスライドして開催予定。

龍谷総合学園第1回中堅教職員研修会

龍谷総合学園第45回管理職(副校長・教頭)協議会開催時の提案により、今回新規事業といたしまして、中堅教職員を対象とした中堅教職員研修会を開催いたしました。『次世代リーダー』として学園の運営に携わる職員の自覚を新たにつとめていただくことを目的とし、下記の通り協議会テーマを定め、基調講演には2名の講師より中堅教職員としての在り方を2点の方向からご講演賜りました。それぞれが学園内での役割を見つめ直して、研鑽を深めていただく研修となりました。
※隔年開催予定
【趣 旨】「建学の精神」の具現化に向け、龍谷総合学園の一員としての振り返りを促し、
     自覚を新たにつとめることを目的とする。
【協議会テーマ】①「龍谷総合学園の教員像とは」
        ②「学校における中堅教職員(ミドルリーダー)の役割」
【期 日】2016(平成28)年12月8日(木)~9日(金) 1泊2日
【会 場】本願寺・京都東急ホテル
【講 演】基調講演① 講師:淺田 正博(龍谷大学名誉教授/浄土真宗本願寺派勧学)
           講題:「龍谷総合学園の教員に求められる仏教の理念」
     基調講演② 講師:足立 明美(キャリアアドバイザー/オフィス・スキッパー講師)
            講題:「学校における中堅教職員(ミドルリーダー)の役割」
【参加者】28名 (中堅教職員(勤務年数10年程度の管理職以外)※宗教科教員は除く)

第52回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会 総会

【趣 旨】龍谷総合学園加盟校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に
     寄与することを目的とする。
【期 日】2016(平成28)年11月9日(水)~10日(木):前日に理事会開催
【会 場】本願寺、龍谷大学、相愛学園、リーガロイヤルホテル大阪
【当番ブロック】近畿ブロック(西近畿:相愛学園・成徳学園・睦学園)
【講 演】講師:中村 好孝(淳和学園 専務理事)
     講題:浄土真宗の生活信条は21世紀をたくましたく生き抜くことなのである
【内 容】総会審議、記念講演、本願寺第25代専如門主伝灯奉告法要参拝、全体協議会等
【参加者】183名(龍谷総合学園加盟校 保護者会会長・役員)

以下次年度について
【第53回保護者会連合会総会開催 期日他】鎮西敬愛学園2017年11月9日(木)~10日(金)
【2017年度 協議会キーワード】「聞くこと・話すこと ~人とのつながりを考える~」

龍谷総合学園第36回管理職(事務)協議会【大学部門】
第2回学園運営事務リーダー研修会【高校他部門】

【趣 旨】龍谷総合学園加盟学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、
     地域に根ざした特色ある学園づくりを推進する。
【協議会テ−マ】
 大 学 部門:「三つの方針」の策定とこれからの教学マネジメント
 高校他部門:学校現場に求められるホスピタリティ ※接遇マナー研修(㈱Kスカイ)
【期 日】2016(平成28)年10月13日(木)~14日(金)
【会 場】崇徳学園・リーガロイヤルホテル広島
【当番校】崇徳学園
【講 演】講師:工藤 秀俊(マツダ㈱広報本部長 商品戦略本部長)
     講題:「マツダブランドの経営価値について」
【参加者】26名 [大学部門]龍谷総合学園加盟学園の事務管理職
 [高校他部門]龍谷総合学園加盟学園の学校運営に携わる中堅の事務職員(管理職を除く)

龍谷総合学園 第38回大学・短大宗教教育連絡協議会

【趣 旨】龍谷総合学園加盟学園大学・短大の宗教教育の実践について、協議と連携を深め、
     建学の精神のより一層の推進をはかること。
【協議会テーマ】「建学の精神 浸透の方策と評価方法」
【期 日】2016(平成28)年9月8日(木)~9日(金)
【会 場】龍谷大学・藪内燕庵・京都東急ホテル・本願寺聞法会館
【当番校】龍谷大学
【講 演】講師:宗 孝文 先生(富山大学名誉教授)
     講題:「宗教と教育 ~学ぶことと思うこと」
【現地研修】「藪内家」の歴史・概要・抹茶をいただき、路地・茶室見学
【参加者】11名 (大学・短大宗教教育担当者及び教職員)

龍谷アドバンストプロジェクト2016

【期 日】2016(平成28)年8月23日(火)~25日(木) 
【会 場】龍谷大学、京都女子大学、本願寺聞法会館
【参加者】e-Learning教育受講者(レポート提出者数):257名(高校21校)
夏期交流学習参加者:124名(高校生87名、大学生サポーター17名、引率教員20名)
【協力大学】龍谷大学、京都女子大学、兵庫大学(3大学)
【提供科目】「仏教」、「法学」、「看護」(e-Learning教材計3科目を提供)
  ○「仏教」・・・『灯をこころに そして未来へ』
  <提供:龍谷大学 文学部 入澤 崇 教授>
  ○「法学」・・・『社会における法の役割』
  <提供:京都女子大学 法学部 桜沢 隆哉 准教授>
  ○「看護」・・・『どうする?明日の日本の医療』
  <提供:兵庫大学 伊藤 純 教授>
【基調講演】講師:入澤 崇(龍谷大学文学部教授)
      講題:「未来への助走」
【結 果】
2016年 最優秀賞
<仏教> 岡山龍谷高等学校 “國廣 享史 藤本 匠海 岡田 知也”
 タイトル 「人と人との間にあるものを探して」
<法学> 北陸高等学校 “錦織 大論 近藤 直樹 佐孝 青哉”
 タイトル 「認知症と責任能力」
<看護> 京都女子高等学校 “友實 七海 橋本 麻衣 田中 愛里 藤原 伶衣菜”
 タイトル 「命をつなぐ架け橋」
2016年 優秀賞
<仏教> 札幌龍谷学園高等学校“澤井 彰久 佐藤 真之祐 古川 ひなの”
 タイトル「生かされて生きる」
<法学> 岡山龍谷高等学校 “森下 実咲 佐藤 ジョバンナ 藤井 理子”
 タイトル 「日本の刑法と刑罰~冤罪による死刑~」
<看護> 敬徳高等学校 “百武 真鈴 宮㟢 淳奈 馬場 千晶”
 タイトル 「MEDICAL CARE JAPAN~災害医療を救うアプリ~」

<引率教員用プログラム研修会2016>
【趣 旨】龍谷総合学園加盟学園のさらなる充実・発展を見据えて、
     研修・協議会などを通し、教員の意識改革を促す。
【テーマ】「2030年に向けた新しい学び~OECD日本イノベーション教育ネットワーク
     の取り組みに学ぶ~」
【講 演】講師:小村 俊平(OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局長)
     講題:「2030年に向けた新しい学び」
【協議会テーマ】「各校のアクティブラーニングの現況」