2014(平成26)年度 龍谷総合学園事業報告

会議関係

第1回龍谷総合学園総会(龍谷総合学園創設20年記念総会)

期 日:2014(平成26)年6月8日(日)
※出向期間:2014(平成26)年6月7日(土)~11日(水)
場 所:Pacific Buddhist Academy 本願寺ハワイ別院
当番校:Pacific Buddhist Academy
出席者:42名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他)

第1回龍谷総合学園理事会

期 日:2014(平成26)年6月8日(日)
場 所:本願寺ハワイ別院
出席者:16名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)
執行額:第1回龍谷総合学園総会経費に含む

第2回龍谷総合学園総会

期 日:2014(平成26)年12月9日(火)
場 所:本願寺派伝道本部・京都東急ホテル
出席者:55名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他)

第2回龍谷総合学園理事会

期 日:2014(平成26)年12月9日(火)
場 所:本願寺派伝道本部
出席者:20名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

学園運営対策委員会

目 的:各学園では、少子化による学園経営多難な時期を迎え、学園間の情報交換と教育連携の可能性等を継続して検討するため、龍谷総合学園において学園相互で協議する場を提供することを目的とする。
期 日:2014(平成26)年5月30日(金)
場 所:本願寺派伝道本部

研修・研究会・協議会関係

第47回宗教教育研究会

目 的:龍谷総合学園加盟校として宗教教育の活性化を図ることを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研究部会)で内容を協議
期 日:2014(平成26)年8月3日(日)~5日(火) ※2泊3日
会 場:本願寺・京都東急ホテル 他
参加者:52名(対象:新任教職員【第1分科会】、宗教科担当教職員【第2分科会】)
テーマ:「現代社会に即応する宗教教育をめざして」

講 師:
記念講演 内藤 知康(勧学・龍谷大学名誉教授)        
講  題 「建学の精神について」

分科会テーマ:
【第1分科会】「龍谷総合学園各校における教師の在り方」
【第2分科会】「社会実践を通した宗教教育を考える」

屋外研修:
【第1分科会】比叡山延暦寺        
【第2分科会】天台真盛宗 西教寺・比叡山釈迦堂(阿闍梨講演)

第62回宗教教育研修会

目 的:龍谷総合学園加盟高校の生徒に対する宗教的研修を目的とし、各校との交流の中で、龍谷総合学園加盟校生徒としての自覚を培うことを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研究部会)で内容を協議
期 日:2014(平成26)年8月3日(日)~5日(火) ※2泊3日
会 場:本願寺・聞法会館
参加者:94名(対象:龍谷総合学園加盟高校2年生)※PBA生徒3名含む
テーマ:「みつめよう ともにあゆむ『道』」

講 師:
基調講演 長倉 伯博(龍谷大学・滋賀医科大学・鹿児島大学講師)
講  題 「仏教の学校で、学んでいることは?」

研修内容:
* 旧跡参拝(比叡山延暦寺)        
* 学校紹介(参加生徒によるスライド紹介)        
* 協 議 会(基調講演に基づく班別協議)        
* そ の 他(聖夜のつどい、勤行練習、晨朝参拝、書院拝観、全体会)

執行額:第47回宗教教育研究会に記載

龍谷アドバンストプロジェクト2014

目 的:建学の精神を同じくする龍谷総合学園加盟の高等学校と大学が、相互連携のもと、大学で展開される教育内容の一端を基盤として、高校生を主体とした課題探求型の学習活動を支援し、他校の生徒やサポーターとして参加する大学生との交流などを交え、様々な成長過程の獲得をめざす。

事業の流れ:
<4月~6月>
・e-Learning教材(仏教・法学・教育の3科目)を高校生に提供し、一つの教育テーマに関する基本を習得するとした学習展開。
・e-Learningの学習内容の定着を図るために、教育内容に沿ったレポートの提出を求め、各校参加生徒から提出されたレポートについては、大学からフィードバックを行い、参加生徒の理解の深化を促す。
<7月>
・提出されたレポートの評価(大学による評価)を参考に、夏期交流学習の参加生徒を選考し、夏休みに主体的に取り組む研究テーマを科目別に提供。研究対象を絞り込み、書籍やインターネット情報、フィールドワーク等を通じて研究を進めるとした探求学習を展開。
<8月>
・夏期交流学習に選抜された高校生が京都に集い、大学生サポーター並びに指導教授との交流を通し、自主研究に取り組んだ成果の完成度を高めるとともに、その成果の発表としてプレゼンテーションコンテストを開催。

期 日:2014(平成26)年8月19日(火)~21日(木)
会 場:龍谷大学、京都女子大学、本願寺聞法会館

参加者:
e-Learning教育受講者(レポート提出者数)172名<56グループ>(20校)
夏期交流学習参加者 123名        
(高校生85名<27グループ>、大学生サポーター18名、引率教員20名)

協力大学:龍谷大学、京都女子大学、岐阜聖徳学園大学(3大学)

提供科目:
「仏教」、「法学」、「教育」(e-Learning教材計3科目を提供)
○「仏  教」・・・『シルクロードの心』
 <全5章構成/提供:龍谷大学 入澤 崇 教授>
○「法  学」・・・『社会における法の役割』
 <全5章構成/提供:京都女子大学 桜沢隆哉 講師>
○「教  育」・・・『情報教育 -教育場面の中の情報技術-』
 <全5章構成/提供:岐阜聖徳学園大学 阿部慶賀 講師>

コンテスト結果:
○最優秀賞 
「仏教」:札幌龍谷学園高等学校(アイヌ民族から考える真の共生とは)
「法学」:北陸高等学校(亀岡事件 ~凶悪犯罪が増加する今~)
「教育」:兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校(情報と教育)
○優 秀 賞 
「仏教」:龍谷大学付属平安高等学校(他者との共生を考える -イスラム教の食と京都-)              
「法学」:旭川龍谷高等学校(便利な生活の裏)
「教育」:千代田女学園高等学校(ラーニングコモンズ)
※()内は、発表したプレゼンテーションのタイトル

引率教員用プログラム:
研修① 絶対に合格するAO・推薦入試指導の創造
 ~実際の成功事例から学ぶ~(主に進路指導向けの研修)
研修② 絶対に成功するオープンスクールの創造 
 ~加盟校1校の秋のオープンスクールを創り上げましょう~(主に広報戦略・生徒募集向けの研修)
※選択制、研修①10名参加 研修②10名参加

宗祖降誕奉讃法要への参拝・加盟学園生徒による讃歌衆の結成

目 的:本願寺の宗祖降誕会の参拝をはじめ、龍谷総合学園加盟校の高校生徒を中心に音楽法要讃歌衆を構成のもと「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」へ参画するとともに、加盟学園において宗教音楽に対する活性化を促すことを目的とする。
期 日:2014(平成26)年5月21日(水)
※讃歌衆については、前日20日(火)より1泊2日をもってリハーサルを実施
場 所:本願寺御影堂

参拝者:
讃 歌 衆 91名(23校)
参拝学園 約1,160名 ※加盟学園学生・生徒および中央仏教学院生
<内訳>
北海道龍谷学園20名、北陸学園30名、龍谷大学40名、京都女子学園202名、平安学園427名、相愛学園18名、成徳学園201名、中央仏教学院225名

対 象:龍谷総合学園加盟校学生・生徒

宗教教育研究会 第3分科会

目 的:龍谷総合学園加盟校としての宗教教育の具現化を図るうえから「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」を通し、宗教儀礼について研鑽を深める。
期 日:2014(平成26)年5月20日(火)~21日(水)
※1泊2日/上記讃歌衆日程と併せて開催
会 場:本願寺・聞法会館 他
参加者:23名(音楽科・宗教行事担当教職員 ※讃歌衆引率教員)
テーマ:「現代社会に即応する宗教教育をめざして」
分科会テーマ:「儀式の次第構成 ~場面に応じた次第とは~」

講 師:
福本 康之(総合研究所研究員)        
①講 義:法要・儀式の次第構成 ~場面に応じた次第とは~
②協議会:次第案作成(グループワーク)        
③各班の発表(次第の実践)・討議・まとめ

第43回管理職(副校長・教頭)協議会

目 的:龍谷総合学園の管理職(副校長・教頭)が一堂に会し、各学園の結束と連携を深め、宗教教育の推進をはかる。また、各関係学校を巡回し、実態把握とともに情報交換を行ない、親睦を深めることを目的とする。
期 日:2014(平成26)年10月23日(木)~24日(金)
会 場:崇徳学園・リーガロイヤルホテル広島
当番校:中国ブロック(崇徳学園、見真学園、進徳学園)

テーマ:
「教職員に対する宗教教育について」        
「校内での携帯電話・スマートフォンの扱いについて」

基調講演:
講師:安井 大悟(相愛高等学校・中学校校長)
講題:「教職員に対する宗教教育について)

研 修:
広島平和記念公園・広島平和記念資料館 見学
案内・解説:三登 浩成(広島平和記念公園ガイドFIG代表)

参加者:26名(副校長・教頭およびこれに準ずる教職員)

第34回管理職(事務)協議会

目 的:龍谷総合学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的とする。
期 日:2014(平成26)年11月6日(木)~7日(金)
会 場:岐阜聖徳学園大学(岐阜キャンパス)・岐阜都ホテル
当番校:中部ブロック・聖徳学園

テーマ:
【大 学】「大学改革の現状と課題について―今後の少子化を控えてー」
【高校他】「事務職員の立場から考える学校改革」

基調講演:
講師:片山 英治(野村證券 金融公共公益法人部 主任研究員)
講題:「学園経営を巡る環境変化と対応について」

参加者:32名 
【大 学】11名(事務局長・事務長またはこれに準ずる者)
【高校他】21名(学校運営に携わる中堅の事務職員 ※管理職を除く)

第36回大学・短大宗教教育連絡協議会

目 的:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学の宗教教育の実践について協議と連携を深め、「建学の精神」のより一層の具現化を図ることを目的とする。
期 日:2014(平成26)年9月4日(木)~5日(金)
会 場:兵庫大学・ANAクラウンプラザホテル神戸
当番校:兵庫大学
テーマ:「大学の宗教教育と学生」

講 演:
基調講演① 
講師:結城 思聞(元フジテレビアナウンサー/兵庫教区 姫路中組 善教寺住職)
講題:「いのち・生命(いのち)・無量(いのち)」
基調講演② 
講師:三浦 隆則(兵庫大学・兵庫大学短期大学部 学長)
講題:「子どもと死」

参加者:13名(龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学宗教教育担当者及び教職員)

宗教教育教職員研修会

目 的:各学園における宗教教育推進の一環としての実施を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校の教職員

実施方法:
<期 日> 各学園の主催とし、年間3回以上の開催を願うもの。
<内 容> 宗教教育(同和・人権教育含)の推進を目的とし、内容は各学園に一任する。
<講 師> 各学園で選任。(学内関係者でも構わない)

助成金:
①研修会開催計画書及び助成金申請書(書式は総合学園所定の用紙)の提出をもって、一律10万円(年間)を助成。
②研修会終了後、実施内容報告書(書式は学園一任)の提出を求める。
③外部講師出向にかかる交通費は、龍谷総合学園「本部講師派遣制度」の適用が可能。

助成状況:13学園(旭川龍谷学園、札幌龍谷学園、藤園学園、清光学園、北陸学園、聖徳学園、龍谷大学、相愛学園、成徳学園、淳和学園、鎮西敬愛学園、扇城学園、伊万里学園)

本部講師派遣制度

目 的:龍谷総合学園加盟校における宗教教育推進のため、各学園の教職員・学生・生徒・保護者を対象とする研修会に講師出向経費を補助することを目的とする。
内 容:講師交通費を負担
助成状況:14学園24件(北海道龍谷学園、千代田女学園、清光学園、北陸学園、聖徳学園、京都女子学園、平安学園、相愛学園、睦学園、崇徳学園、鎮西敬愛学園、筑紫女学園、佐賀龍谷学園、伊万里学園)

国際理解教育支援制度

目 的:親鸞聖人のみ教えを共有する龍谷総合学園加盟のPacific Buddhist Academyと国内学園間の語学研修をもとに、それぞれの社会や文化の違いを超えて相互理解を深め、浄土真宗の精神に基づき、世界平和に貢献できる人の育成を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校生徒

内 容:
①助成金交付申請書の提出をもって、留学生を送り出す学園に対し、一人あたり10万円を助成する。但し、留学期間1ヶ月以上の者に限る。
②留学終了後、報告書の提出を求める。

助成状況:3学園 6件(相愛学園1名、進徳学園3名、鎮西敬愛学園2名)

その他の事業

出版印刷経費

○調製品:
聖典聖歌(7,144冊調製)
※別冊法句経 1,771冊を同時発送(発送後の在庫2,068冊、前回(H25)調製6,000冊)
○その他調製品:
(1)龍谷総合学園加盟校参拝記念冊子『ともしび』(20,000冊調製)
(2)カルト問題対策リーフレット(B4判 40,000冊調製、A4判 20,000部調製)

宗教教本売上助成金

目 的:龍谷総合学園加盟校(中・高)の宗教教本等頒布にかかる売上金の一部を宗教教育研究費として各学校に助成いたすもの

対象教本:
龍谷総合学園中学教本:『みのり』(助成率:売上金の15%)
龍谷総合学園高校教本:『見 真』(助成率:売上金の15%)
宗派:『浄土真宗必携-み教えと歩む』(助成率:売上金の10%)

龍谷総合学園ホームページの運営

目 的:学校間連携の一環として、情報通信ネットワークやIT技術を活用し、龍谷総合学園加盟校間における情報交換および交流の活発化、また、龍谷総合学園の社会的浸透と全国ネットワークの確立を目的に龍谷総合学園にホームページを開設し、当学園の強固な教育基盤と運営基盤を構築する。

第40回同和教育研究会(宗派主催)

目 的:宗門の推進する「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」を基盤に、本願寺派関係学校における人権教育の現状と課題について研究討議する。
※同和教育推進委員会で内容を協議

テーマ:
「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)と人権教育のあり方」
<第40回研究テーマ>
「奪われた生活 福島原発事故と放射能汚染による人権侵害を考える
 ~ミナマタからヒロシマへ、そしてフクシマ~」

期 日:2014(平成26)年6月26日(木)~28日(土)
会 場:東北教区災害ボランティアセンター(仙台別院)・閖上の記憶・浪江町役場二本松事務所 他

講 演:
基調講演① 
 講師:島田 度(弁護士)
 講題:東日本大震災における原発被害の現状について
基調講演② 
 講師:馬場 有(浪江町長)
 講題:浪江町の被害について

フィールドワーク:
浪江町周辺被災地<避難指示解除準備区域・居住制限区域>
※福島県の旧立ち入り制限区域にある被災寺院と沿岸部を含む周辺地域の視察。
【案内者】廣畑恵順(宗派福島県事務所専従員・浪江町 常福寺住職)

参加者:37名(宗門関係学校教職員、推進委員他)

第50回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会総会(保護者会連合会主催)

目 的:龍谷総合学園加盟校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に寄与することを目的とする。
期 日:2014(平成26)年10月30日(木)~31日(金):前日に理事会開催
会 場:本願寺富山別院・ANAクラウンプラザホテル富山
当番校:北陸ブロック(清光学園、藤園学園)

講 演:
講師:大塚 一朗(サッカー指導者)        
講題:日本一への軌跡

協議会キーワード:「宗門校」「おかげさま」「豊かさ」「祈り?願い?」
参加者:188名(龍谷総合学園加盟校 保護者会会長・役員・事務局員)

第5回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会 御正忌本山参拝研修会
<隔年開催>(保護者会連合会主催)

目 的:浄土真宗のみ教えを建学の精神とした学校保護者会連合会の事業計画のもと、各学校保護者会が教職員をはじめ学生・生徒と一体となって宗教教育の振興充実に努めるべく、本研修会を通し、浄土真宗のみ教えにふれ、その喜びを共に味わえることができる土台づくりを構築することを目的とする。
期 日:2015(平成27)年1月13日(火)~14日(水)
会 場:本願寺・京都東急ホテル 他
記念講演:講師:入澤 崇(龍谷ミュージアム館長・龍谷大学教授)
参加者:宗門関係学校の各学校保護者会役員