2012(平成24)年度 龍谷総合学園事業報告

会議関係

第1回龍谷総合学園理事会(文書審議)

期 日:2012(平成24)年5月(5月1日付出状)

議 案:
龍谷総合学園常務理事選出について
龍谷総合学園第4号理事選出について

第1回龍谷総合学園総会

期 日:2012(平成24)年6月7日(木)~8日(金)
場 所:リーガロイヤルホテル・広島進徳女子高等学校
当番校:中国ブロック 崇徳学園
出席者:57名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長 ・龍谷総合学園役員他)

第2回龍谷総合学園理事会

期 日:2012(平成24)年6月6日(水)
場 所:リーガロイヤルホテル広島
出席者:20名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

第2回龍谷総合学園総会

期 日:2012(平成24)年12月4日(火)
場 所:本願寺・京都東急ホテル
出席者:51名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他)

第3回龍谷総合学園理事会

期 日:2012(平成24)年12月4日(火)
場 所:本願寺
出席者:21名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

研修・研究会・協議会関係

第45回宗教教育研究会

目 的:龍谷総合学園加盟校として宗教教育の活性化を図ることを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研究部会)で内容を協議
期 日:2012(平成24)年8月3日(金)~5日(日) ※2泊3日
会 場:本願寺・京都東急ホテル 他
参加者:71名(宗教科担当職員、新任教職員、音楽科担当教員、助言講師 専門委員、事務局)
テーマ:「現代社会に即応する宗教教育をめざして」
講 師:
記念講演 西本照真 教授(武蔵野大学文学部国文学科)        
講  題 「いのちは誰のものか」

分科会テーマ:
【第1分科会】「龍谷総合学園各校における教師の在り方」
【第2分科会】「現代社会の諸問題に応えることができる宗教科教員の取り組みについて」
【第3分科会】「感動をよぶ音楽礼拝をめざして ~音楽礼拝の儀礼、作法・組み立て方を考える~」

屋外研修:
【第1分科会】比叡山延暦寺
【第2分科会】親鸞さまの道(赤山禅院・聖人石碑・曼殊院門跡・道標・北山別院)及び、京都女子学園建学記念館「錦華殿」(純正調オルガン)
【第3分科会】             〃

対 象:龍谷総合学園加盟校 新任教職員(第1分科会)、宗教科担当教職員(第2分科会)、音楽科担当教職員(第3分科会)

第60回宗教教育研修会

目 的:龍谷総合学園加盟高校の生徒に対する宗教的研修を目的とし、各校との交流の中で、龍谷総合学園加盟校生徒としての自覚を培うことを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研修部会)で内容を協議
期 日:2012(平成24)年8月3日(金)~5日(日)  ※2泊3日
会 場:本願寺・聞法会館 他
参加者:89名(龍谷総合学園加盟高校2年生)
テーマ:「みつめよう ともにあゆむ道」

講 師:
基調講演 長倉伯博 先生(本願寺派ビハーラ活動推進委員・龍谷大学非常勤講師)
講題 「今まで自分にとって一番つらかったことば 一番うれしかったことば」

研修内容:
* 聖跡参拝(比叡山延暦寺)
* 学校紹介(参加生徒によるスライド紹介)
* 協 議 会(基調講演に基づく班別協議)
* そ の 他(聖夜のつどい、勤行練習、晨朝参拝、書院拝観、全体会)

龍谷アドバンストプロジェクト2012

目 的:建学の精神を同じくする龍谷総合学園加盟の高等学校と大学が、相互連携のもと、大学で展開される教育内容の一端を基盤として、高校生を主体とした課題探求型の学習活動を支援し、他校の生徒やサポーターとして参加する大学生との交流などを交え、様々な成長過程の獲得をめざす。

事業の流れ:
<5月・6月>
・e-Learning教材(仏教・食育・現代宗教の3科目)を高校生に提供し、一つの教育テーマに関する基本を習得するとした学習展開。
・e-Learningの学習内容の定着を図るために、教育内容に沿ったレポートの提出を求め、各校参加生徒から提出されたレポートについては、大学からフィードバックを行い、参加生徒の理解の深化を促す。        
<7月>
・提出されたレポートの評価(大学による評価)を参考に、夏期交流学習の参加生徒を選考し、夏休みに主体的に取り組む研究テーマを科目別に提供。研究対象を絞り込み、書籍やインターネット情報、フィールドワーク等を通じて研究を進めるとした探求学習を展開。          
<8月>           
・夏期交流学習に選抜された高校生が京都に集い、大学生サポーター並びに指導教授との交流を通し、自主研究に取り組んだ成果の完成度を高めるとともに、その成果の発表としてプレゼンテーションコンテストを開催。

期 日:2012(平成24)年8月22日(水)~24日(金)
会 場:龍谷大学、京都女子大学、本願寺聞法会館

参加者:
e-Learning教育受講者(レポート提出者数)190名(高校17校) 夏期交流学習参加者111名
(高校生78名、大学生サポーター16名、引率教員17名)

協力大学:龍谷大学、京都女子大学・相愛大学(3大学)

提供科目:
「仏教」、「食育」、「現代宗教」(e-Learning教材計3科目を提供)
○「仏教」・・・『仏教をめぐる冒険 ~龍大探検隊、仏教の西端を探る~』
 <全4章構成/提供:龍谷大学 入澤 崇 教授>
○「食育」・・・『生涯を通じて心身共健康で過ごすために』
 <全5章構成/提供:京都女子大学 中山玲子 教授>
○「現代宗教」・・・『宗教について考えてみよう』
 <全5章構成/提供:相愛大学  釈 徹宗 教授>

宗祖降誕奉讃法要への参拝・加盟学園生徒による讃歌衆の結成

目 的:「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」修行において、龍谷総合学園の取り組みの一環として、加盟学園の高校生徒による讃歌衆を構成し、学生・生徒中心の音楽法要を修行し、加盟学園における宗教音楽に対する活性化を促すことを目的とする。
期 日:2012(平成24)年5月21日(月)
※讃歌衆については、前日20日(日)より1泊2日をもってリハーサルを実施。
場 所:本願寺御影堂

参拝者:
讃歌衆 95名(23校)
参拝学園 約1,100名 ※加盟学園学生・生徒および中央仏教学院生
〈内訳〉
北陸学園40名、龍谷大学30名、平安学園500名、成徳学園145名、京都女子学園200名、中央仏教学院220名

対 象:龍谷総合学園加盟校学生・生徒

第41回管理職(副校長・教頭)協議会

目 的:龍谷総合学園の管理職(副校長・教頭)が一堂に会し、各学園の結束と連携を深め、宗教教育の推進をはかる。また、各関係学校を巡回し、実態把握とともに情報交換を行ない、親睦を深めることを目的とする。
期 日:2012(平成24)年10月25日(木)~26日(金)
会 場:龍谷富山高校・砺波ロイヤルホテル
当番校:北陸ブロック(藤園学園、清光学園)

テーマ:
①学校におけるいじめ、不登校に関する対処について
②宗門校の特色を生かした生徒募集について

講 演:
①講師:富田 富士也(教育・心理カウンセラー/子ども家庭教育フォーラム代表)
 講題:「素直になる勇気・甘えてもいいんだよ ―不登校・いじめから「引きこもり」続けた子ども・若者のから学んだことー」
②講師:中村 好孝(淳和学園専務理事/トリプルウィン代表取締役)
 講題:「結果を出す生徒募集戦略術」

参加者:22名(管理職(副校長、教頭およびこれに準ずる教職員)

第32回管理職(事務)協議会

目 的:龍谷総合学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的とする。
期 日:2012(平成24)年10月11日(木)~12日(金)
会 場:旭川龍谷高校・慶誠寺(石田理事長所属寺)・旭川グランドホテル
当番校:北海道ブロック・旭川龍谷学園

テーマ:
【大 学】「大学全入時代―学校の現状と経営戦略」
【高校他】「事務から変えていく学校改革」

講 演:
講師:坂東 元 旭川市旭山動物園園長・獣医師/ボルネオ保全トラストジャパン理事
講題:「旭山動物園の過去・現在・未来」

参加者:37名(事務局長・事務長またはこれに準ずる者)

第34回大学・短大宗教教育連絡協議会

目 的:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学の宗教教育の実践について協議と連携を深め、「建学の精神」のより一層の具現化を図ることを目的とする。
期 日:2012(平成24)年9月3日(月)~4日(火)
会 場:岐阜聖徳学園大学・岐阜都ホテル
当番校:岐阜聖徳学園大学
テーマ:「宗教教育の現状と課題」

講 演:
①講師:関山 和夫(仏教大学名誉教授・前西山短期大学学長)
 講題:「安楽庵策伝上人の生涯」
②講師:蜷川 祥美(聖徳学園宗教部長・岐阜聖徳学園大学 短期大学部教授)
 講題:「岐阜聖徳学園大学における宗教教育の現状」

参加者:12名(龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学宗教教育担当者及び教職員)

第3回 事務実務者研修会

目 的:龍谷総合学園加盟校の学校運営に携わる中堅事務職員が、本願寺において一堂に会し、加盟校としての更なる意識高揚をはかるとともに、学校運営の共通課題等を研修・協議し連携を深めることを目的とする。
期 日:2012(平成24)年12月6日(木)~7日(金)
会 場:本願寺・聞法会館 他
参加者:学校運営に携わる中堅事務職員
テーマ:「学校を変えていくためには」

講 演:
①講師:安井 大悟(平安学園相談役/龍谷総合学園常務理事/前 龍谷大学付属平安中学・高等学校校長)
 講題:「龍谷総合学園のめざすもの」
②講師:龍  達 也(鎮西敬愛学園 広報部長/敬愛高校教諭)
 講題:「学校における広報戦略とは」

宗教教育教職員研修会

目 的:各学園における宗教教育推進の一環としての実施を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校の教職員

実施方法:
<期 日> 各学園の主催とし、年間3回以上の開催を願うもの。
<内 容> 宗教教育(同和教育含)の推進を目的とし、内容は各学園に一任する。
<講 師> 各学園で選任。(学内関係者でも構わない)

助成金:
①研修会開催計画書及び助成金申請書(書式は総合学園所定の用紙)の提出をもって、一律10万円(年間)を助成。
②研修会終了後、実施内容報告書(書式は学園一任)の提出を求める。
③外部講師出向にかかる交通費は、龍谷総合学園「本部講師派遣制度」の適用が可能。

助成状況:5学園(藤園学園、清光学園、淳和学園、鎮西敬愛学園、扇城学園)

本部講師派遣制度

目 的:龍谷総合学園加盟校における宗教教育推進のため、各学園の教職員・学生・生徒・保護者を対象とする研修会に講師出向経費を補助することを目的とする。
内 容:講師交通費を負担
助成状況:12学園21件(清光学園、藤花学園、北陸学園、聖徳学園、平安学園、京都女子学園 睦学園、淳和学園、鎮西敬愛学園、筑紫女学園、佐賀龍谷学園 伊万里学園)

国際理解教育支援制度

目 的:親鸞聖人のみ教えを共有する龍谷総合学園加盟のPacific Buddhist Academyと国内学園間の語学研修をもとに、それぞれの社会や文化の違いを超えて相互理解を深め、浄土真宗の精神に基づき、世界平和に貢献できる人の育成を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校生徒

内 容:
①助成金交付申請書の提出をもって、留学生を送り出す学園に対し、一人あたり10万円を助成する。但し、留学期間1ヶ月以上の者に限る。
②留学終了後、報告書の提出を求める。

助成状況:1学園(進徳学園)

その他の事業

出版印刷経費

①聖典・聖歌(計6,776部調製)
②その他印刷経費
 ○龍谷総合学園加盟校参拝記念冊子『ともしび』(20,000部)
 ○カルト問題対策リーフレット(40,000部) ※大学在学生配布分

宗教教本売上助成金

目 的:龍谷総合学園加盟校(中・高)の宗教教本等頒布にかかる売上金の一部を宗教教育研究費として各学校に助成いたすもの

対象教本:
龍谷総合学園中学教本:『みのり』(助成率:売上金の15%)
龍谷総合学園高校教本:『見真』(助成率:売上金の15%)
宗派「必携―み教えと歩む」(助成率:売上金の10%)

龍谷総合学園ホームページの運営

目 的:学校間連携の一環として、情報通信ネットワークやIT技術を活用し、龍谷総合学園加盟校間における情報交換および交流の活発化、また、龍谷総合学園の社会的浸透と全国ネットワークの確立を目的に龍谷総合学園にホームページを開設し、当学園の強固な教育基盤と運営基盤を構築する。

第38回同和教育研究会(宗派主催)

目 的:宗門の推進する「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)」を基盤に、本願寺派関係学校における人権教育の現状と課題について研究討議することを目的とする。 ※同和教育推進委員会で協議
テーマ:「御同朋の社会をめざす運動(実践運動)と人権教育のあり方」
期 日:2012(平成24)年6月21日(木)~23日(土)
会 場:本願寺
[フィールドワーク]社会福祉法人慶徳会施設・難波少年院(ともに大阪府茨木市)
参加者:47名(宗門関係学校教職員、推進委員他)

講 師:
①講師 藤木 美奈子 (龍谷大学准教授、社会的自立を支援する<特活>WANA関西 代表理事)
 講題 「児童虐待・DV被害の克服 ~『自尊感情プログラム』という視点から~」
②講師 季 平 博昭(宗派人権問題啓発委員会事務局長)
 講題「すなおなままの私でるために」

第48回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会総会(保護者会連合会主催)

目 的:龍谷総合学園加盟校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に寄与することを目的とする。
期 日:2012(平成24)年11月29日(木)~30日(金):前日に理事会開催
会 場:本願寺築地別院・武蔵野大学・ホテル メトロポリタン エドモント
当番校:関東ブロック(武蔵野女子学院・千代田女学園・平田学園)
参加者:龍谷総合学園 学校保護者会会長・役員・事務局員
協議会テーマ:「私にとっての宗門校とは」

第4回 龍谷総合学園 学校保護者会連合会 御正忌本山参拝研修会 <隔年開催>(保護者会連合会主催)

目 的:浄土真宗のみ教えを建学の精神とした龍谷総合学園 学校保護者会連合会の事業計画のもと、各学校保護者会が本研修会を通し、本山の御正忌報恩講 法要参拝を機縁に浄土真宗のみ教えにふれ、教員や学生・生徒たちと一体となり宗教教育の振興充実に努めることを目的とする。
期 日:2013(平成25)年1月10日(木)~11日(金)
会 場:本願寺 他
参加者:龍谷総合学園の各学校保護者会役員