2011(平成23)年度 龍谷総合学園事業報告

会議関係

第1回龍谷総合学園理事会(文書審議)

期 日:2011(平成23)年4月(4月3日付出状)
議 案:龍谷総合学園理事長選出について

第2回龍谷総合学園理事会(文書審議)

期 日:2011(平成23)年4月(4月15日付出状)
議 案:龍谷総合学園第4号理事選出について

第1回龍谷総合学園総会

期 日:2011(平成23)年6月8日(水)~9日(木)  ※大遠忌法要参拝含む
場 所:龍谷大学 大宮学舎・本願寺 他
当番校:龍谷大学・本願寺
出席者:58名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員、事務局員)

第3回龍谷総合学園理事会

期 日:2011(平成23)年6月8日(水)
場 所:龍谷大学 大宮学舎(西黌2階 大会議室)
出席者:23名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

第2回龍谷総合学園総会

期 日:2011(平成23)年12月6日(火)
場 所:本願寺・京都東急ホテル
出席者:51名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他)

第4回龍谷総合学園理事会

期 日:2011(平成23)年12月6日(火)
場 所:本願寺
出席者:19名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他)

学校間連携推進委員会

目 的:龍谷総合学園加盟学園の学校間連携(中学・高等学校・大学・短期大学間の相互連携)に関する諸事業を統括する中核機関とし、生徒、学生、および教職員の交流を通じ、総合学園と各学校の教育・学習活動の活性化を促すことを企画した「学校間連携」事業を推進することを目的とする。
期 日:学校間連携推進委員会・作業部会
    2011(平成23)年7月11日(月)

研修・研究会・協議会関係

第45回宗教教育研究会

目 的:龍谷総合学園加盟校として宗教教育の活性化を図ることを目的とする。
※平成23年度については、龍谷総合学園合同文化祭(8月6日)並びに親鸞聖人750回 大遠忌法要代表参拝(8月7日)を計画のため休止。

第60回宗教教育研修会

目 的:龍谷総合学園加盟高校の生徒に対する宗教的研修を目的とし、各校との交流の中で、龍谷総合学園加盟校生徒としての自覚を培うことを目的とする。
※平成23年度については、龍谷総合学園合同文化祭(8月6日)並びに親鸞聖人750回大遠忌法要代表参拝(8月7日)を計画のため休止。

第40回管理職(副校長・教頭)協議会

目 的:龍谷総合学園の管理職(副校長・教頭)が一堂に会し、各学園の結束と連携を深め、宗教教育の推進をはかる。また、各関係学校を巡回し、実態把握とともに情報交換を行ない、親睦を深めることを目的とする。
期 日:2011(平成23)年10月20日(木)~21日(金)
会 場:本願寺築地別院、銀座キャピタルホテル
当番校:関東ブロック(千代田女学園、武蔵野女子学院、平田学園)
参加者:26名(管理職<副校長・教頭>およびこれに準ずる教職員)

協議テーマ:
①「東日本大震災における関東地区三校の対応と学校対応の今後」
②「教頭職(中間管理職)の難しさとその対応策」

第31回管理職(事務)協議会

目 的:龍谷総合学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的とする。
期 日:2011(平成23)年11月10日(木)~11日(金)
会 場:龍谷中・高等学校、ホテルニューオータニ佐賀
当番校:九州ブロック・佐賀龍谷学園
参加者:38名(事務局長・事務長またはこれに準ずる者)

協議テーマ:
【大学】『大学の現状と課題~大学広報と学生確保の取り組みを中心として』
【高校】①「宗門校における管理職のあり方」
    ②「受験生確保とコストダウン」  <選択制>

第33回大学・短大宗教教育連絡協議会

目 的:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学の宗教教育の実践について協議と連携を深め、「建学の精神」のより一層の具現化を図ることを目的とする。
期 日:2011(平成23)年9月4日(日)~5日(月)
会 場:筑紫女学園大学、九州国立博物館、ホテルグランティア太宰府
当番校:筑紫女学園大学
参加者:22人(龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学宗教教育担当者および教職員)
協議テーマ:「大学の地域社会貢献事業」

宗教教育教職員研修会

目 的:各学園における宗教教育推進の一環としての実施を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校の教職員

実施方法:
<期 日> 各学園の主催とし、年間3回以上の開催を願うもの。
<内 容> 宗教教育(同和教育含)の推進を目的とし、内容は各学園に一任する。
<講 師> 各学園で選任。(学内関係者でも構わない)

助成金:
①研修会開催計画書および助成金申請書(書式は総合学園所定の用紙)の提出をもって、一律10万円(年間)を助成。        
②研修会終了後、実施内容報告書(書式は学園一任)の提出を求める。
③外部講師出向にかかる交通費は、龍谷総合学園「本部講師派遣制度」の適用が可能。

助成状況:6学園(藤園学園、清光学園、平安学園、鎮西敬愛学園、扇城学園、伊万里学園)

本部講師派遣制度

目 的:龍谷総合学園加盟校における宗教教育推進のため、各学園の教職員・学生・生徒・保護者を対象とする研修会に講師出向経費を補助することを目的とする。
内 容:講師交通費を負担
助成状況:13学園31件(北陸学園、清光学園、藤園学園、聖徳学園、京都女子学園、平安学園、睦学園、淳和学園、崇徳学園、鎮西敬愛学園、扇城学園、佐賀龍谷学園、伊万里学園)

国際理解教育支援制度

目 的:親鸞聖人のみ教えを共有する龍谷総合学園加盟のPacific Buddhist Academyと国内学園間の語学研修をもとに、それぞれの社会や文化の違いを超えて相互理解を深め、浄土真宗の精神に基づき、世界平和に貢献できる人の育成を目的とする。

対 象:龍谷総合学園加盟校生徒

内 容:
①助成金交付申請書の提出をもって、留学生を送り出す学園に対し、一人あたり10万円を助成する。但し、留学期間1ヶ月以上の者に限る。
②留学終了後、報告書の提出を求める。

宗祖降誕奉讃法要への参拝・加盟学園生徒による讃歌衆の結成

目 的:「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」修行において、龍谷総合学園の取り組みの一環として、加盟学園の高校生徒による讃歌衆を構成し、学生・生徒中心の音楽法要を修行し、加盟学園における宗教音楽に対する活性化を促すことを目的とする。
期 日:2011(平成23)年5月21日(土)
場 所:本願寺御影堂

人 数:
讃歌衆 104名(25校)
参拝学園 1,040名 ※加盟学園学生・生徒および中央仏教学院生
〈内 訳〉
北陸学園29名、龍谷大学30名、平安学園400名、成徳学園135名、京都女子学園220名、中央仏教学院226名

龍谷アドバンストプロジェクト2011

目 的:建学の精神を同じくする龍谷総合学園加盟の高等学校と大学が、相互連携のもと、大学で展開される教育内容の一端を基盤として、高校生を主体とした課題探求型の学習活動を支援し、他校の生徒やサポーターとして参加する大学生との交流などを交え、様々な成長過程の獲得をめざす。

事業の流れ:
<5月・6月>
・e-Learning教材(仏教・建築文化・幼児教育(保育)の3科目)を高校生に提供し、一つの教育テーマに関する基本を習得するとした学習展開
・e-Learningの学習内容の定着を図るために、教育内容に沿ったレポートの提出を求め、各校参加生徒から提出されたレポートについては、大学からフィードバックを行い、参加生徒の理解の深化を促す。
<7月>
・提出されたレポートの評価(大学による評価)を参考に、夏期交流学習の参加生徒を選考し、夏休みに主体的に取り組む研究テーマを科目別に提供し、研究対象を絞り込み、書籍やインターネット情報、フィールドワーク等を通じて研究を進めるとした探求学習を展開。
<8月>
・夏期交流学習に選抜された高校生が京都に集い、大学生サポーター並びに指導教授との交流を通し、自主研究に取り組んだ成果の完成度を高めるとともに、その成果の発表としてプレゼンテーションコンテストを開催。
○期日  2011(平成23)年8月23日(火)~25日(木) 
○会場  龍谷大学、京都女子大学、本願寺聞法会館

参加者:
e-Learning教育受講者(レポート提出者数)193名(高校18校) 夏期交流合宿参加者118名
(高校生83名、大学生サポーター17名、引率教員18名)

期 日:2011(平成23)年8月23日(火)~25日(木) <夏期交流学習>
会 場:龍谷大学・京都女子大学・本願寺聞法会館
参加者:e-Learning教育を受講した高校生、参加高校生をサポートする大学生他
協力大学:龍谷大学、京都女子大学、筑紫女学園大学

提供科目:
仏教:入澤 崇(龍谷大学 文学部 教授)        
建築文化:川本 重雄(京都女子大学 学長)        
幼児教育(保育):永久 欣也(筑紫女学園大学短期大学部 教授)

助成状況:2学園(平安学園、淳和学園)

その他の事業

親鸞聖人750回大遠忌法要代表参拝・龍谷総合学園合同文化祭

目 的:親鸞聖人750回大遠忌法要へのご勝縁に遇う慶びをわかちあうために、浄土真宗のみ教えを基調とした建学の精神を共有する龍谷総合学園加盟27学園の学生・生徒・教職員の代表者が、大遠忌法要への本山参拝を行うとともに、併せて龍谷総合学園の大学生・高校生による課外活動の充実・活性化をはかるうえから、加盟校が誇る全国トップクラスの文化系クラブ・サークル等の公演披露を主とした『龍谷総合学園合同文化祭』を開催。

期 日:
龍谷総合学園合同文化祭:2011(平成23)年8月6日(土)
親鸞聖人750回大遠忌法要参拝:    〃   8月7日(日)

場 所:
龍谷総合学園合同文化祭:平安学園講堂・本願寺北境内地
親鸞聖人750回大遠忌法要参拝:本願寺御影堂

参加者:合同文化祭:1,077名(龍谷総合学園加盟校学生・生徒、引率教職員) 法要参拝 :約3,000名

龍谷総合学園 全国・地方紙新聞への広告

概 要:本願寺の親鸞聖人750回大遠忌法要、および東日本大震災における追悼法要の案内に関する全国・地方紙広告に併せて、龍谷総合学園においても、宗門と同じ思いをもって取り組んでいる姿勢をPRするため、同広告に協賛。
掲載日:2011(平成23)年8月31日、9月1日
掲載紙:読売新聞・毎日新聞・朝日新聞、ほか地方紙14社の1面広告

龍谷総合学園 カルト対策啓発リーフレットの刊行

目 的:全国の学校においてカルト被害が拡大・深刻化している現況に鑑み、龍谷総合学園におけるカルト問題対応の一環として、啓発リーフレットを作成。
発行期:2011(平成23)年12月
内容編集:宗派 教学伝道研究センター および 龍谷総合学園
配布先:加盟学園の大学(1回生対象)および高校(3年生対象)
発行部数:50,000部(初回)

龍谷総合学園 新中学校宗教教本『みのり』の刊行

目 的:龍谷総合学園加盟学園の主に中学校を対象にして、高校教本『見真』に連動した内容をもって宗教の授業にかかる教本として利用。
発行期:2012(平成24)年4月
内容編集:龍谷総合学園教育専門委員会
利用学園:12学園(札幌龍谷学園、千代田女学園、武蔵野大学、平田学園、清光学園、北陸学園、聖徳学園、相愛学園、成徳学園、崇徳学園、扇城学園、佐賀龍谷学園)
発行部数:5,000部
定 価:一冊1,050円

その他出版印刷

調製品:聖典聖歌(7,334冊調製)

教育専門委員会

目 的:中学校教本『みち』『ひかり』『こころ』について、高校教本『見真』に連動できる内容の教本作成を検討・協議することを目的とする。

宗教教本売上助成金

目 的:龍谷総合学園加盟校(中・高)の宗教教本等頒布にかかる売上金の一部を宗教教育研究費として各学校に助成。

対象教本:
龍谷総合学園高校教本:「見真」(助成率:売上金の15%)
宗派「浄土真宗必携」(助成率:売上金の10%)

龍谷総合学園ホームページの運営

目 的:学校間連携の一環として、情報通信ネットワークやIT技術を活用し、龍谷総合学園加盟校間における情報交換および交流の活発化、また、龍谷総合学園の社会的浸透と全国ネットワークの確立を目的に龍谷総合学園にホームページを開設し、当学園の強固な教育基盤と運営基盤を構築するもの。

東日本大震災チャリティー協力金

目 的:Pacific Buddhist Academyによる手作りの「光る腕輪念珠」の頒布業務を龍谷総合学園事務局にて請負い、国内加盟学園頒布のもと、その売上金を「宗派たすけあい運動募金『東日本大震災支援金』」へ献金。
請負頒布数:「光る腕輪念珠」907連
頒布先:5学園(淳和学園、筑紫女学園、扇城学園、佐賀龍谷学園、伊万里学園)
協力金:729,000円(全額を宗派『東日本大震災支援金』として献金)

第37回同和教育研究会(宗派主催)

目 的:宗門の基幹運動である同朋運動を基盤に、宗門関係学校における同和教育の現状と課題について研究討議することを目的とする。※同和教育推進委員会で協議
テーマ:「本願寺派関係学校における同和教育 -同朋運動と同和教育の在り方-」
期 日:2011(平成23)年6月16日(木)~18日(土) ※大遠忌法要参拝含む
会 場:本願寺・奈良水平社博物館 他
参加者:48名(宗門関係学校教職員、推進委員他)

講 師:
板原英見(中央基幹運動推進相談員)         
 講題「自他ともに心豊かに生きることのできる御同朋の社会をめざして」
清原隆宣(奈良県御所市 西光寺副住職・財団法人水平社博物館評議員)
 講題「人の世に熱と光を」

第47回本願寺派学校保護者会連合会総会(保護者会連合会主催)

目 的:本願寺派宗門関係学校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に寄与することを目的とする。
期 日:2011(平成23)年10月13日(木)~14日(金):前日に理事会開催
※大遠忌法要参拝含む
会 場:本願寺・龍谷大学響都ホール・京都ブライトンホテル
当番校:本願寺 ・ 協力:龍谷大学
参加者:179名(本願寺派関係学校保護者会会長・役員・事務局員)
協議会テーマ:「宗教教育を通した家庭の役割」

講 師:
的場 亮(株式会社笑おう!!日本!代表取締役)
講題「夢をかなえるための日々感謝」