2010(平成22)年度 龍谷総合学園事業報告

会議関係

第1回龍谷総合学園総会

期 日:2010(平成22)年6月10日(木)~11日(金)
場 所:尾山台高等学校・和倉温泉加賀屋 他
当番校:藤花学園

出席者:
47名(龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長
龍谷総合学園役員、事務局員)

第1回龍谷総合学園理事会

期 日:2010(平成22)年6月9日(水)
場 所:ANAクラウンプラザホテル金沢
出席者:24名(龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問、事務局員)

第2回龍谷総合学園総会

期 日:2010(平成22)年12月6日(月)
場 所:本願寺・京都東急ホテル
出席者:龍谷総合学園加盟校 理事長・学園長・学院長・学長・校長・龍谷総合学園役員他

第2回龍谷総合学園理事会

期 日:2010(平成22)年12月6日(月)
場 所:本願寺
出席者:龍谷総合学園理事長・理事・監事・顧問他

学校間連携推進委員会

目 的:龍谷総合学園加盟学園の学校間連携(中学・高等学校・大学・短期大学間の相互連携)に関する諸事業を統括する中核機関とし、生徒、学生、及び教職員の交流を通じ、総合学園と各学校の教育・学習活動の活性化を促すことを企画した「学校間連携」事業を推進することを目的とする。
期 日:学校間連携推進委員会・作業部会
    2010(平成22)年7月13日(水)

学園運営対策委員会

目 的:各学園では、少子化による学園経営多難な時期を迎え、学園間の情報交換と教育連携の可能性等を継続して検討するため、龍谷総合学園において学園相互で協議する場を提供することを目的とする。

研修・研究会・協議会関係

第44回宗教教育研究会

目 的:龍谷総合学園加盟校として宗教教育の活性化を図ることを目的とする。
※平成23年度については、龍谷総合学園合同文化祭(8月6日)並びに親鸞聖人750回大遠忌法要代表参拝(8月7日)を計画のため休止。
期 日:2010(平成22)年8月3日(火)~5日(木)
会 場:本願寺・京都東急ホテル 他
参加者:82名(宗教科担当教職員、新任教職員、音楽科担当教職員並びに音楽系クラブ顧問、講師、専門委員、事務局)
テーマ:「いのちをみつめあう宗教教育」

講 師:
記念講演 大和谷 厚 先生(大阪大学大学院教授、日本脱カルト協会会員)
講  題 「学校におけるカルト問題」

分科会テーマ:
【第1分科会】「龍谷総合学園各校における教師の在り方」
【第2分科会】「現代社会の諸問題に応えることができる宗教科教員の取り組みについて」
【第3分科会】「親鸞聖人750回大遠忌『宗祖讃仰作法 音楽法要』を学ぶ」

屋外研修:
【第1分科会】 比叡山延暦寺
【第2分科会】 新中学教本策定に向けた教育内容の点検のため、屋外研修なし
【第3分科会】 日本伝統音楽研究センター、西山別院参拝

専門委員会:
第1回 2010(平成22)年4月15日(木)
第2回 2010(平成22)年8月2日(月)

第59回宗教教育研修会

目 的:龍谷総合学園加盟高校の生徒に対する宗教的研修を目的とし、各校との交流の中で、龍谷総合学園加盟校生徒としての自覚を培うことを目的とする。
※宗教教育専門委員会(研修部会)で協議
期 日:2010(平成22)年8月3日(火)~5日(木)
会 場:本願寺・聞法会館 他
参加者:87名(龍谷総合学園加盟高校2年生)
テーマ:「宗教活動をより積極的にすすめよう-真の宗教を求めて-」

講 師:
基調講演 平川忠敏 先生 (鹿児島大学大学院 臨床心理学研究科教授)
講  題 「自分との出会い」

研修内容:
* 聖跡参拝(比叡山延暦寺)
* 学校紹介(参加生徒によるスライド紹介)
* 協 議 会(テーマ「自分との対話~私の悩みと人とのかかわり~」)
* そ の 他(班別会議、聖夜の集い、勤行練習、晨朝参拝、書院拝観、全体会)

専門委員会:
第1回 2010(平成22)年5月31日(月)
第2回 2010(平成22)年8月2日(月)

宗教教育教職員研修会

目 的:各学園における宗教教育推進の一環としての実施を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校の教職員

実施方法:
<期 日> 各学園の主催とし、年間3回以上の開催を願うもの。
<内 容> 宗教教育(同和教育含)の推進を目的とし、内容は各学園に一任する。
<講 師> 各学園で選任。(学内関係者でも構わない)

助成金:
①研修会開催計画書及び助成金申請書(書式は総合学園所定の用紙)の提出をもって、一律10万円(年間)を助成。
②研修会終了後、実施内容報告書(書式は学園一任)の提出を求める。
③外部講師出向にかかる交通費は、龍谷総合学園「本部講師派遣制度」の適用が可能。

助成状況:4学園(藤園学園、清光学園、鎮西敬愛学園、扇城学園)

第39回管理職(教頭)協議会

目 的:龍谷総合学園の管理職(副校長・教頭)が一堂に会し、各学園の結束と連携を深め、宗教教育の推進をはかる。また、各関係学校を巡回し、実態把握とともに情報交換を行ない、親睦を深めることを目的とする。
期 日:2010(平成22)年11月1日(月)~2日(火)
会 場:北海道龍谷学園・オーセントホテル小樽 他
当番校:北海道ブロック(旭川龍谷学園、札幌龍谷学園、北海道龍谷学園)
参加者:21名(副校長、教頭、およびこれに準ずる教職員)

協議テーマ:
「キャリア教育に関わる各校の取り組み」
「少子化対策を踏まえての学校改革の実践」

講 師:冨田茂博 先生(弁護士) 講題:「学校現場における危機管理」

第30回管理職(事務)協議会

目 的:龍谷総合学園における建学の精神の具現化について協議と連携を深め、地域に根ざした特色ある学園づくりを推進することを目的とする。
期 日:2010(平成22)年11月11日(木)~12日(金)
会 場:淳和学園・福山ニューキャッスルホテル 他
当番校:中国ブロック(淳和学園)
参加者:35名(事務局長・事務長またはこれに準ずる者)
協議テーマ:「私立学校の現状と課題―学校における教育サービスの向上について―」

第32回大学・短大宗教教育連絡協議会

目 的:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学の宗教教育の実践について協議と連携を深め、「建学の精神」のより一層の具現化を図ることを目的とする。
期 日:2010(平成22)年12月2日(木)~3日(金)
会 場:武蔵野大学・吉祥寺第一ホテル 他

講 師:
岡野守也 先生(武蔵野大学講師) 講題:「仏教に基づくエコロジカルに持続可能な福祉国家」
観山正見 先生(国立天文台 台長)講題:「宇宙と仏教」
矢内秋生 先生(武蔵野大学教授) 講題:「環境問題を共有するための多世代交流」

当番校:武蔵野大学
参加者:龍谷総合学園加盟学園大学・短期大学宗教教育担当者及び教職員
協議テーマ:「大学教育における環境意識の向上をめざして」

龍谷アドバンストプロジェクト2010

目 的:建学の精神を同じくする龍谷総合学園加盟の高等学校と大学が、相互連携のもと、大学で展開される教育内容の一端を基盤として、高校生を主体とした課題探求型の学習活動を支援し、他校の生徒やサポーターとして参加する大学生との交流などを交え、様々な成長過程の獲得をめざす。

事業の流れ:
<4月~6月>
•e-Learning教材(仏教・環境・幼児教育の3科目)を高校生に提供し、一つの教育テーマに関する基本を習得するとした学習展開
•e-Learningの学習内容の定着を図るために、教育内容に沿ったレポートの提出を求め、各校参加生徒から提出されたレポートについては、大学からフィードバックを行い、参加生徒の理解の深化を促す。
<7月>
•提出されたレポートの評価(大学による評価)を参考に、夏期交流学習の参加生徒を選考し、夏休みに主体的に取り組む研究テーマを科目別に提供し、研究対象を絞り込み、書籍やインターネット情報、フィールドワーク等を通じて研究を進めるとした探求学習を展開。
<8月>
・夏期交流学習に選抜された高校生が京都に集い、大学生サポーター並びに指導教授との交流を通し、自主研究に取り組んだ成果の完成度を高めるとともに、その成果の発表としてプレゼンテーションコンテストを開催。
○期日  2010(平成22)年8月24日(火)~26日(木)
○会場  龍谷大学、本願寺聞法会館

参加者:
e-Learning教育受講者(レポート提出者数) 209名(高校17校)
夏期交流合宿参加者  108名(高校生74名、大学生サポーター17名、引率教員17名)

提供科目:
仏教:入澤 崇 先生(龍谷大学 文学部 教授)
環境:近藤 倫生 先生(龍谷大学 理工学部 准教授)
幼児教育(保育):永久 欣也 先生(筑紫女学園大学短期大学部 准教授)

国際理解教育支援制度

目 的:親鸞聖人のみ教えを共有する龍谷総合学園加盟のPacific Buddhist Academyと国内学園間の語学研修をもとに、それぞれの社会や文化の違いを超えて相互理解を深め、浄土真宗の精神に基づき、世界平和に貢献できる人の育成を目的とする。
対 象:龍谷総合学園加盟校生徒

内 容:
①助成金交付申請書の提出をもって、留学生を送り出す学園に対し、一人あたり10万円を助成する。但し、留学期間1ヶ月以上の者に限る。
②留学終了後、報告書の提出を求める。

助成状況:2学園(平安学園、淳和学園)

その他、行事関係

宗祖降誕奉讃法要への参拝・加盟学園生徒による讃歌衆の結成

目 的:「宗祖降誕奉讃法要(音楽法要)」修行において、龍谷総合学園の取り組みの一環として、加盟学園の高校生徒による讃歌衆を構成し、学生中心の音楽法要を修行することを目的とする。
期 日:2010(平成22)年5月21日(金)
場 所:本願寺御影堂

人 数:
讃歌衆  96名 ※参加校22校
(旭川龍谷高等学校・札幌龍谷学園高等学校・双葉高等学校・千代田女学園高等学校・国府台女子学院高等部・龍谷富山高等学校・高岡龍谷高等学校・北陸高等学校・岐阜聖徳学園大学附属高等学校・岐阜聖徳学園高等学校・龍谷大学付属平安高等学校・神戸龍谷高等学校・須磨ノ浦女子高等学校・岡山龍谷高等学校・崇徳高等学校・広島音楽高等学校・敬愛高等学校・筑紫女学園高等学校・東九州龍谷高等学校・龍谷高等学校・敬徳高等学校・相愛大学)
参拝学園 1,192名 ※加盟学園学生・生徒および中央仏教学院生
〈内 訳〉
北陸学園30名、龍谷大学30名、平安学園600名、成徳学園126名、京都女子学園192名、中央仏教学院214名

供物料:84,000円 (@3,500×24学園)

本部講師派遣制度

目 的:龍谷総合学園加盟校における宗教教育推進のため、各学園の教職員・学生・生徒・保護者を対象とする研修会に講師出向経費を補助することを目的とする。
内 容:講師交通費を負担
助成状況:6学園16件(北陸学園、聖徳学園、淳和学園、睦学園、鎮西敬愛学園、佐賀龍谷学園)

出版印刷経費

調製品:聖典聖歌7,475冊(中日本印刷株式会社)

教育専門委員会

目 的:中学校教本『みち』『ひかり』『こころ』について、高校教本『見真』に連動できる内容の教本作成を検討・協議することを目的とする。

宗教教本売上助成金

目 的:龍谷総合学園加盟校(中・高)の宗教教本等頒布にかかる売上金の一部を宗教教育研究費として各学校に助成いたすもの

対象教本:
龍谷総合学園中学教本:「みち」「ひかり」「こころ」(助成率:売上金の8%)
龍谷総合学園高校教本:「見真」(助成率:売上金の15%)
宗派「浄土真宗必携」(助成率:売上金の10%)

龍谷総合学園ホームページ開設研究 ※新規事業

目 的:学校間連携の一環として、情報通信ネットワークやIT技術を活用し、龍谷総合学園加盟校間における情報交換および交流の活発化、また、龍谷総合学園の社会的浸透と全国ネットワークの確立を目的に龍谷総合学園にホームページを開設し、当学園の強固な教育基盤と運営基盤を構築する。

龍谷総合学園オリジナル楽曲制作 ※新規事業

目 的:親鸞聖人750回大遠忌記念事業の一環として、龍谷総合学園加盟校の学生・生徒がともに歌えるオリジナル楽曲を制作。

制作楽曲:
龍谷総合学園オリジナル楽曲 「空へ 海へ」
作詞 山﨑澍朗・作曲 三浦明利・編曲 藤林由里

制作協力:浄土真宗本願寺派教学伝道研究センター

第36回同和教育研究会(宗派主催)

目 的:宗門の基幹運動である同朋運動を基盤に、宗門関係学校における同和教育の現状と課題について研究討議することを目的とする。※同和教育推進委員会で協議
テーマ:「本願寺派関係学校における同和教育 -同朋運動と同和教育の在り方-」
期 日:2010(平成22)年6月17日(木)~19日(土)
会 場:本願寺広島別院、ホテルサンルート広島 他
参加者:54名(宗門関係学校教職員、推進委員、事務局員)

講 師:
李 実根 先生(在日本朝鮮人被爆者連絡協議会会長)
 講題「日韓併合100年と被爆について」
田城 明 先生(ヒロシマ平和メディアセンター長)
 講題「続く核脅威と被爆国日本の政府・市民の役割」

第46回本願寺派学校保護者会連合会総会(保護者会連合会主催)

目 的:本願寺派宗門関係学校の運営円滑化と連携並びに宗教教育の振興充実に寄与することを目的とする。
期 日:2010(平成22)年10月7日(木)~8日(金):前日に理事会開催
会 場:札幌龍谷学園、本願寺札幌別院、札幌プリンスホテル 他
当番校:北海道ブロック(旭川龍谷学園、札幌龍谷学園、北海道龍谷学園)
参加者:155名(本願寺派関係学校保護者会会長・役員・事務局員)
協議会テーマ:「自他共に心豊かな学園生活をおくるためには?」
講 師:市川 啓子 先生(札幌学院大学教授) 講題:「子どもの心育て」

第3回本願寺派学校保護者会連合会御正忌本山参拝研修会(保護者会連合会主催)

目 的:浄土真宗のみ教えを建学の精神とした本願寺派学校保護者会連合会の事業計画のもと、各学校保護者会が教職員をはじめ学生・生徒と一体となって宗教教育の振興充実に努めるべく、本研修会を通し、浄土真宗のみ教えにふれ、その喜びを共に味わえることができる土台づくりを構築するとともに、来る親鸞聖人750回大遠忌法要に向けた意識高揚をはかることを目的とする。
期 日:2011(平成23)年1月11日(火)~12日(水) ※御正忌報恩講期間中
会 場:本願寺 他
参加者:宗門関係学校の各学校保護者会役員